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2016
11.26

祈りと瞑想のこと ─AI(人工知能)の時代にあって─

2016-11-11-0231.jpg
〈四国霊場のお大師様〉

 人類が発祥以来続けてきたはずの祈り瞑想と、人工知能AI)について考えてみましょう。

1 目をつむる祈り

 私たちは祈る際に目をつむります。
 いかに圧倒的なご本尊様を前にしても、必死の思いで願いを込めるならば自然に合掌し、視界を塞ぐはずです。
 なぜでしょうか?

 そもそも、私たちは、〈見る〉ことによって膨大な情報が網膜から脳へもたらされるというイメージを持っていますが、一旦失った視力を回復する過程の研究などによると、そうしたイメージは覆ります。

 私たちはこの世に生まれ落ちた直後から、五感六根によって得る情報を分析し蓄積します。
 そして、自分なりの情報処理法をつくって行きます。
 なにしろ、1000億個から2000億個もの脳細胞がそれぞれ、1000個の脳細胞と複雑なネットワークを構築するというのだから驚きです。
 人工知能AI)研究者ヘンリー・マークラム氏は指摘しました。

「部屋の認識は99パーセントの脳内における情報処理と、1パーセントの外的刺激による」


 もしも、窓に白いレースのカーテンがかけられており、その右側には書棚があると認識するならば、カーテンと書棚が網膜に映った際の刺激そのものの99倍に上る情報処理が行われてようやく、そこへたどりつくと言うのです。
 情報処理がうまくゆかなければ、入った刺激は、カーテンや書棚といった意味内容を伴った認識をもたらしません。

 そうすると、私たちがご本尊様の前で目を閉じるのは、無意識のうちに情報処理そのものを深めようとしているのかも知れません。
 それは、私たちの心が、その中にあるご本尊様の世界へより近づく過程であるとも言えましょう。
 お大師様は説かれました。

「それ仏法、遥かにあらず、心中にしてすなわち近し」


 真剣に祈る時、私たちは不断に流れ込む刺激をシャットアウトし、邪魔されずに心中の思いを深めようとするのです。

2 祈り瞑想

 祈り瞑想は似ています。
 たとえば。阿字観(アジカン)のご本尊様を前にして瞑想する時は、眺めてから瞑目した世界へご本尊様をお招きし、一体になり、即身成仏(ソクシンジョウブツ)の境地を目ざします。
 心を真実世界へ解き放つのです。
 
 こうした祈り瞑想は、人間が人間であるための砦を守るようなものであるとも言えそうです。
 それは以下の理由からです。

3 人工知能AI)ができないこと

 11月25日、ロボット「東ロボくん」で知られる国立情報学研究所教授新井紀子氏は、朝日新聞へ「AIの弱点は『意味理解』」 仕事奪われぬため 人間こその力磨け」と題した一文を寄稿しました。
 AIが進歩すればその便利さによって人類は幸せになれるのでしょうか?

AIから得られる富が、地球上のすべての人に平等に分け与えられればそうかもしれない。
 しかし、そのような仕組みは、今までかつてこの地球上に築き上げられたことはない。
 むしろ、ITが社会に導入されて以降、経済格差は広がり続けている。」

「AIはどのように仕事を奪い、仕事を生み出し、社会を変えるのか。
 私がはじき出したのが、30年に現在のホワイトカラーの仕事の半分がAIに置き換えられるという予想だった(後に、それはオックスフォード大の研究グループが行った予測とぴたりと合うことになる)。」

「AIを大胆に導入し、コスト削減に成功した企業の利益率が上がる一方、雇用を守ろうとした企業は市場から退場を迫られるだろう。」


 このまま進めば、ほとんどの人間は、AIを駆使する一部の人たちによってますます搾り取られるだけの存在になってしまいます。
 どうすればよいのでしょうか?

AIには弱点がある。
 それは『まるで意味がわかっていない』ということだ。

 数学の問題を解いても、雑談につきあってくれても、珍しい白血病を言い当てても、意味はわかっていない。
 逆に言えば、意味理解しなくてもできる仕事は遠からずAIに奪われる。」

「みなさんは、どうか『意味』を理解する人になってください
 それが『ロボットは東大に入れるか』を通じてわかった、AIによって不幸にならない唯一の道だから」


 ロボットは、どこまで行っても、決まった手はずどおりにやってくれる存在であり、何のためにという目的を決めるのは人間です。
 目的は必ず意味を伴い、意味のない目的はありません。

 この意味がまっとうであるためには、世界と自分の認識が歪まず狂わず、誤った自分勝手な価値観を離れねばなりません。
 それには何が必要でしょう?
 まっとうな祈り、霊性・仏性をはたらかせる瞑想ではないでしょうか。
 意味のわからないロボットに祈りはありません。
 脳内ネットワークを深化させる瞑想もできません。

 私たちがロボットをまっとうにはたらかせられる人間であり、共にお互いの幸せを喜び合える社会をつくるために何が必要か?
 祈りと瞑想の意義は大なるものがあると言えそうです。




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。




「おん ばざら たらま きりく」※今日の守本尊千手観音様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=IvMea3W6ZP0





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2016
09.13

現代の偉人伝第232話 ─爆弾を捨てに行った警察官ハミード・アルマーニ氏─

2016-09-13-0001.jpg
〈産経新聞様よりお借りして加工しました〉

 パトカーへ爆弾らしいものを投げ込まれた警察官が、逃げ出さず、遠くまで運んで人々を救おうとした。
 にわかには信じがたい行動である。
 以下、9月11日付の産経新聞から転記した。

【米中枢同時テロから15年 市民守るアフガン移民の警官がNYのヒーローに】 

 米中枢同時テロの発生から11日で15年を迎えるニューヨークで、アフガニスタンから移民したイスラム教徒の警察官が「街のヒーロー」と称賛を浴びている。
 今夏、爆弾にみせかけた不審物がパトカーに投げ込まれたが、市民を巻き込まないために死を覚悟で避難させた。
 同時テロ後に広まったイスラムフォビア(イスラム恐怖症)が大統領選でも物議を醸す中、アフガン移民の警官の勇気ある行動は、ニューヨーカーの心を捉えている。
 この警官は、ニューヨーク市警のハミード・アルマーニさん(37)。
 7月20日夜、繁華街のタイムズスクエアでパトカーに不審物が投げ込まれ、同僚の警官が「爆弾だ」と叫び、とっさに考えたのは「周囲の数千人もの市民を巻き込んではいけない」。
 自分は犠牲になるつもりで人通りの少ない場所までパトカーを移動させた。
 不審物は爆弾ではないことが後に判明したが、この行動がメディアで伝えられると、アルマーニさんら2人の元に感謝のメッセージが殺到。
 勤務中、10分おきに記念撮影を求められるほどの人気者となった。
 
 アルマーニさんはニューヨーク市警で唯一のアフガン生まれの警官だという。
 2000年にニューヨークに渡り、翌年に同時テロが起きた。
「人種や宗教が何であれ、罪のない人々が殺害されるのは最も悲しい」。
 思いが重なったのは、戦争で疲弊していたアフガンでの暮らしだった。
「アフガンでは通りを歩くことも安全ではなかった。警察が助けてくれる場所に住みたかった」。
 故郷での日々と同時テロの経験から「人の命を助ける職業に就きたい」と願うようになり、05年にニューヨーク市警の警官となった。
 ニューヨークでの生活でイスラム教徒への偏見や差別は「終わることはない」が、「人々に話しかけて理解してもらえば、印象は変わってくる」と強調した。
 12歳の女児を持つシングルファーザーは「私はヒーローではない。ただ、一人の警官として感謝されるのはうれしい」と照れながら語った。


 同じ紙面に、テロを企てた女性のグループが摘発されたという記事が載っている。
 フランスでのできごとだ。
 これも転載しておきたい。

【パリでテロ計画、ISが女グループに指示 検察が摘発】

 パリのノートルダム大聖堂付近でガスボンベを積んだ不審車が見つかった事件で、フランス検察は9日、テロを計画した女中心のグループを摘発したと発表した。
 女らがシリアのイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)メンバーから指示を受けていたことも明らかにした。
 事件は大聖堂付近で4日未明、ガスが充填されたボンベ5個を積んだ放置車両から可燃性の液体の瓶やたばこの吸い殻が見つかったのが発端。
 当局は、車両ごと爆発させる計画だったとみて現在、7人を拘束中。

 このうち15~39歳の女5人が計画の中心メンバーとされ、19歳の女は車両の所有者の娘。
 過去にシリア渡航を図り、情報機関の監視対象だった。
 所持していたカバンからISへの忠誠を誓った文書が見つかった。
 また、23歳の女は6月のパリ郊外での警察幹部殺害容疑者の男の婚約者で、容疑者が事件で射殺後、7月に仏北部で発生した教会襲撃事件の容疑者の男と婚約していた。 両事件ともISが犯行声明を出した。
 モラン検事は記者会見で「テロ組織は男だけではなく、若い女までも利用している」と強調した。


 自分のいのちを捨てても人々を救おうとする人がいる一方で、自分のいのちを捨ててまで人々を殺そうとする人もいる……。
 ──自分のいのちに執着せず、死を厭わない人々。
 死の恐怖をどう超越するかによって、行動は天と地の違いになる。
 もっと淡々とその向こうへ行った人もいる。
 お釈迦様の弟子ウハセンナだ。
 
 彼は、王舎城に近い森林の洞窟で瞑想するのを日課としていた。
 ある時、何かが身体を這い、咬みついたことに気づいた。
 それは、咬まれたら助からない毒蛇だった。
 ここで死ねば皆に迷惑がかかると考えた彼は、修行仲間の舎利弗(シャリホツ)を呼んで、洞窟から出してもらうように頼む。
 舎利弗は彼の顔色がちっとも変わっていないことに驚いて、本当に咬まれたのかと訊ねる。
 彼は平然と答える。

舎利弗さん。
 この人間の身体は四大(シダイ…地・水・火・風)の集まりで出来た塵芥にすぎないのではありませんか。
 私とか、私のものとか云ふ考えからはなれてゐる私達は、本来空(クウ)なのですから、空なものが毒蛇に噛まれたって、顔色が変わるわけはないでせう。」(武者小路実篤著『釈迦』より)


 仲間の手で巌窟から出された彼は、毒が回っても瞑想したまま何も語らず、従容として涅槃(ネハン)に入った。
 お釈迦様も彼の死に打たれたという。

 私たちはこの世をどう観ているのだろう。
 自分のいのち、他人のいのち、生きとし生けるもののいのちをどう考えているのだろう。
 死生観、人生観によって、生き方も死に方も千差万別だ。 
 8月6日号『週刊ダイヤモンド』の調査発表によれば、3分の2近い人々が「自分の死」を考えたことがある一方で、「死生観」を持っている人は1割もいない。
 ハミード・アルマーニ氏、女性テロリストたち、ウハセンナは、そんな私たちを立ち止まらせる。
 しっかり立ち止まり、どう生き、どう死ぬか、自分自身の頭で考えたい。




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2016
08.26

少女へ伝授した瞑想法 ─渡し続けるタンポポの種─

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 ある時、小学校低学年の少女月輪観(ガチリンカン)という瞑想法を伝授した。
 大丈夫かなと一瞬、思ったが、親御さん以上に真剣な顔をしているので、始めた。
 長めの白いワンピース姿で、当たり前のように結跏趺坐(ケッカフザ…右足を左足の腿へ乗せる座法)を組む。
 五体投地ももスルスルとこなす。
 観想文については理解しやすく説明した。
 一言も聞き漏らすまいとしていることがよくわかる。
 真言も耳から聴いたように唱える。
 腹式呼吸のところではさすがにとまどっていたようだが、タイミングなどは会得したらしい。
 眼前の図像から満月を胸中へ取り込むところは何度も繰り返した。
 途中で、大丈夫かい、休もうかと声をかけたが、頭(カブリ)を振る。
 とにかく胸中に月輪ができたようなので最後まで通して伝授した。

 お月様は胸のところにありましたか?
 終了後に訊ねてみると、橙色だったと言う。
 都会の子なので、青白い月ではなく、やや赤みがかった月を眺める方が多いのだろうか。
 事前に、昔の行者は実際に満月を眺めながら修行したと説明しておいたので、正直に自分なりの月をイメージしたのだろう。
 作法について厳密に言えば問題はあるが、とにかく一時間半の伝授と体験を休みなくこなし、お月様が広がったというところまで行ったのだから大したものだ。

 帰りしな、御朱印帳を差し出す。
 付き添った親御さんのものではなく、本人がカバーもかけて大切にしているのだという。
 途中で幾度か、緊張を解きほぐそうとしたが、笑顔にはならないけれど、心は柔らかく保たれていたようなので、ある程度は覚えたことだろう。
 最後におみくじを引いた。
 子供用のものではなく、恋愛用のものを引いたらしい。
 さすがに皆で大笑いとなった。

 思えば、托鉢日記にこう書いたものだった。
托鉢をしていると、自分がタンポポの種を運ぶ風に思えてくる。」
 未熟な行者だが、いつしか心に仏法の小さな種が形成される。
 托鉢先で祈り、見知らぬ方々と裸の言葉を交わすうちに、心もとなかった種がはっきりと結晶し、相手と共有される。
 御札と共にそれを置き、次のお宅へ向かう。
 種はそれぞれのお宅へ渡すが、行者の胸から消失はしない。
 こうして現在の自分がつくられたように思う。

 東日本大震災の津波によって無数の〈種〉が行方不明になった。
 しかし、小生の心に蓄えられた種は今、別な形で次の世代へと渡されつつある。
 どんどん渡したいと思う。
 同時に、ご縁の方々と共に新たな種を結晶させる努力も続けたいと思う。
 だから、輪廻転生(リンネテンショウ)は楽しみである。




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「おん さんまや さとばん」※今日の守本尊普賢菩薩様の真言です。
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2016
08.03

8月の行事予定

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 平成28年8月の行事予定です。

[第一例祭 2016/8/7(日)

 今月の守本尊である大日如来(ダイニチニョライ)様のわかりやすい経典や真言などを読誦してご加護をいただきましょう。
 護摩の火に守られ、太鼓の音と共に般若心経をお唱えすると心身がリフレッシュされますよ。
 参加は自由です。
 願い事を書く護摩木は一本300円です。
・送迎申込 開始30分前に地下鉄泉中央駅そばの『イズミティ21』前へ送迎車がまいります。
 乗車希望の方は前日午後5時までに必ずご連絡ください。

書道・写経教室] 2016/8/7(日)午後2:00~午後3:30

 髙橋香温先生の熱意と誠意を感じられる貴重な時間です。
 書道の基本を学び、100文字の写経も行います。
 イス席もありますので、お気軽にご参加ください。
・場  所  大師山法楽寺
・指  導  書道師範高橋香温(温子)先生
・ご志納金 1000円(未成年者500円)
(毎月第一日曜日午後2時から開催します)
・送迎申込 開始30分前に地下鉄泉中央駅そばの『イズミティ21』前へ送迎車がまいります。

[寺子屋『法楽館』] お盆にぶつかりお休みです

お盆供養会] 2016/8/15(月)午前10:00~11:00

 今年もお盆の供養会と施餓鬼(セガキ…恵まれない御霊方への供養)法会を行いますので、ご案内申し上げます。
 もし、貴家あるいは知人のお宅でご供養を希望される御霊がおありの場合は、同封の用紙にてお申込みください。
 もちろん、どこで眠っておられる御霊であってもご供養できます。
 どなたであれ、ご先祖様のない方は一人もおられません。無限の過去までさかのぼる「~家先祖供養」は万人にとって大切な、いただいたいのちへの感謝の第一歩であることを忘れないようにしましょう。
 戦争で亡くなった御英霊の供養はもちろん、大震災で犠牲になった方々のご供養も引き続き行いますので、「戦没者供養」あるいは「東日本大震災犠牲者供養」と書き、どうぞお塔婆供養をお申し込みください。
 表の梵字(ボンジ)で「地・水・火・風・空」、裏の梵字で「識」を表すお塔婆(トウバ)は、モノと心にある宇宙の德をすべて集める供物です。
 御霊へ一体のお塔婆を捧げるのは、一本のバラの花へ百万本もの深い思いを込めて好きな人へ渡すことよりも重みのある尊い行為です。
 ご関心のある方はどうぞお問い合わせください。
 また、当日はどなた様の参拝も可能です。
 どうぞ、護摩の火へお呼びする御霊へ供養の祈りをささげてください。
 なお、午前9時30分に、地下鉄泉中央駅近くの『イズミティ21』前へお迎えの車がまいります。乗車を希望される方は、前日午後五時までにご遠慮なくお申し出ください。

[第三回瞑想会『新法楽塾』] 2016/8/17(水)午前10:00~11:30

 土日以外の日に瞑想を行いたいというご希望があり、平日の午前中に設定しました。
 阿字観(アジカン)を中心として行いますので、関心のある方はどうぞおでかけください。
・場  所 当山講堂(イス席もあります)
・参加費 千円 中学生以下五百円
・送迎申込 開始30分前に地下鉄泉中央駅そばの『イズミティ21』前へ送迎車がまいります。
 乗車希望の方は前日午後5時までに必ずご連絡ください。

[第二例祭 2016/8/20(土)午後2:00~3:00

 今月の守本尊である普賢菩薩様のわかりやすい経典や真言などを読誦してご加護をいただきましょう。
 護摩の火に守られ、太鼓の音と共に般若心経をお唱えすると心身がリフレッシュされますよ。
 参加は自由です。
 願い事を書く護摩木は一本300円です。
・場  所 大師山法楽寺
・送迎申込 開始30分前に地下鉄泉中央駅そばの『イズミティ21』前へ送迎車がまいります。
 乗車希望の方は前日午後5時までに必ずご連絡ください。

お焚きあげ 2016/8/27(土)午前10:00~10:30

 最終土曜日、お不動様の前で「供養会」を行い、「お焚きあげ」を行います。
 人形や手紙や写真や時計、あるいは御守や御札や仏壇や神棚など、燃えるものも、燃えないものも大丈夫です。
 一緒にお不動様のお経を読み、真言を唱えましょう。
お焚きあげをご希望の方は、必ず電話などで日時を連絡の上、お品をご持参、あるいはお送りください。
 当日とは限らず、いつでも結構です。

[機関誌『法楽』の作製] 2016/8/29(月)午前9:00~

 講堂にて、機関誌『法楽』を作り、機関紙『ゆかりびと』と共に発送しますので、ご協力をお願いします。
『実語教・童子教』も共に学びましょう。
 おかげさまにて、『法楽』は第319号、『ゆかりびと』は第182号となります。
・場  所 大師山法楽寺

[隠形流(オンギョウリュウ)居合道場]

 仏法に生きる身と心をつくるために行います。 
 九字を切り、守本尊様のご加護をいただく密教独自の剣法です。
 高齢者の方々や女性が多く、厳しいながらも和気藹々(ワキアイアイ)と稽古しています。
 入門ご希望の方は、事前に連絡の上、まず、見学してください。
・日  時 毎週金曜日 午後6:00~8:00
・場  所 日立システムズホール仙台(29日のみ旭ヶ丘市民センター)




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2016
07.26

ポケモンGOが持つ共生の可能性

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 これまで二度、仏教瞑想などによって迷いや苦しみから離れる実践的視点から、ポケモンGOが持つ問題点について書いた。
 批判に対し、仏教の包括的、かつ、すべてを生かす視点や姿勢からはどうなのかというご意見をいただいた。
 確かにそのとおりであり、まして、この世を大日如来の〈密厳国土(ミツゴンコクド)…仏菩薩の徳に満ちた世界〉と観る密教の立場からすれば、何一つとして、み仏のおはからいから外れるものはないはずだ。
 何ものをも生かすのが、み仏の慈悲であり、智慧である。
 方手落ちにならぬよう考えてみたい。

1 仏教的観点
 あらゆる人は〈本来のみ仏〉に成り切ることのできる可能性、つまり仏性(ブッショウ)を具えている。
 そして、いのちあるものも、いのちを持たぬものも、すべては本来、密厳国土を構成し得る。
 また、一切の差別(シャベツ)なくあらゆる人を救うみ仏には、密厳国土へ向かわせる方法、つまり方便(ホウベン)が具わっている。

2  ポケモンGOの恩恵

 さて、このアプリは、この世の幸せとあの世の安心につながるいかなる要素を持っているか?
 恩恵の第一は、驚きを伴う素朴な達成感ではなかろうか?
 誰でもが努力への報酬を手にすることができるという面は、閉塞感のある現代にあって、一種の心理的救いかも知れない。

 これらは、日常生活における仕事上の因果応報とは異なり、上司や同僚や取引先などの思惑や動きなどに左右されず、自分の目と手と足と運とによっていつか必ず達成されるもので、ことがうまくいった時の喜びや満足感にはかなりの力があることだろう。
 また、屋外への誘いを伴っているので、あまり屋外へ出ない人々が、つられて日光の降りそそぐ世界へ出るきっかけとなる点も見逃せない。
 実際、自閉症の人が別人のような行動をとるようになった例も報告されている。

 もっとも、自閉症の人が門から外へ出たからといって急に回復したわけではなく、家族など周囲の人は、その人が家の中にいる時よりも余計に注意を向けなければ、いかなる状態になるかわからないので、決して、出たから安心なわけではない。
 ただし、身体心理学によれば、〈からだ〉と〈こころ〉は二元的なものではないので、〈からだ〉の動きは必ず〈こころ〉に影響を及ぼすとされ、落ち込めば俯(ウツム)くが、俯きがさらなる落ち込みにつながり、顔を上げることによって落ち込みを改善するといった療法も用いられていることを考えれば、「外へ出る」「外へ出た」変化は必ず何ごとかであるはずだ。
 変化を生かす智慧が生まれ、智慧が広く共有されるようになれば、人々の〈歩み〉には、ポケモンを探すという目先の目的以上の意義をも見出せることになるかも知れない。

 また、アプリにまつわる周辺産業の拡大や活性化、あるいは人が集まる場所の有効活用など、産業界への波及効果もあろう。
 そして、個々人の行動はすべて膨大な情報となり、管理者には無限の利用法が待っていることだろう。
 ただし、管理社会化は個人の尊厳を脅かす危険性に満ちており、そうならぬよう防止する方策が後手に廻ることなく整備されねばならない。

3 キーワードは共生

 文化に新たな局面を拓いたポケモンGOはこの先、光の面と闇の面と、さまざまな可能性を持って進展して行くことだろう。
 東北大学名誉教授白鳥則郎氏が「人類とIT環境との〈共生〉」を説かれるように、人類はポケモンとうまく〈共生〉して行けるかどうか、すべての試みは始まったばかりである。
 人間の手によって生み出されながら、人間の手に負えなくなりつつある核爆弾、核発電のような運命をたどらぬよう願うしかない。

※以下もご覧ください。
ポケモンGOが抱える根本的問題 ─背景とフィルター─(http://hourakuji.blog115.fc2.com/blog-entry-5157.html)
ポケモンGOが抱える根本的問題(その2) ─視線・場・映画館─(http://hourakuji.blog115.fc2.com/blog-entry-5158.html)




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「のうまく さんまんだ ばざらだん かん」※今日の守本尊不動明王様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=EOk4OlhTq_M





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