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2016
11.29

平成28年12月の行事予定 ─護摩・書道・寺子屋・お焚きあげ─

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〈初めていただいた福島の「さかみずき」。その存在感豊かな温かさにまいってしまいました。がんばれ!ふくしま!〉

 平成28年12月の行事予定です。

[第一例祭・本山] 2016/12/4(日)

 今月の守本尊である千手観音様のわかりやすい経典や真言などを読誦してご加護をいただきましょう。
 護摩の火に守られ、太鼓の音と共に般若心経をお唱えすると心身がリフレッシュされます。
 参加は自由です。
 願い事を書く護摩木は一本300円です。
・送迎申込 開始30分前に地下鉄泉中央駅そばの『イズミティ21』前へ送迎車がまいります。
 乗車希望の方は前日午後5時までに必ずご連絡ください。

[第一例祭・一迫別院] 2016/12/4(日)

 今月の守本尊である千手観音様のわかりやすい経典や真言などを読誦してご加護をいただきましょう。
 願いごとなどがある方は、事前に本山へお申し込みください。
 参加は自由です。
 本山で行われる護摩法へ願いをかける護摩木は一本300円です。

[書道・写経教室] 2016/12/4(日)午後1:30~午後3:00

 髙橋香温先生の熱意と誠意を感じられる貴重な時間です。
 書道の基本を学び、100文字の写経も行います。
 イス席もありますので、お気軽にご参加ください。
・場  所  大師山法楽寺
・指  導  書道師範高橋香温(温子)先生
・ご志納金 1000円(未成年者500円)
(毎月第一日曜日午後1時30分から開催します)
・送迎申込 開始30分前に地下鉄泉中央駅そばの『イズミティ21』前へ送迎車がまいります。

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[第八十一回寺子屋『法楽館』─佳い音楽を聴きながら、今年を振り返る─] 2016/12/10(土)午後2:00~午後3:30

 今から40年ほど前、イギリスで作られたセレッション社のスピーカー「ディットン66」は、クラシック音楽のファンなどにとっては憧れの的でした。
 昨年、古いものを見つけ、福島県のプロにハイレゾ化していただきました。
 ほどよい響きで、ジャズや歌謡曲なども心地好く聴かせてくれます。
 約10年後、日本で作られたアキュフェーズのパワーアンプ「P300V」も圧倒的な信頼感が持てる透明な音質の製品で、CD専用に特化したプリアンプ「C202」との組み合わせは今でも絶品です。
 1曲3分ほどを目安に、皆さんが持ち寄られるCDを聴きながら、この一年を振り返ってみましょう。
 どうぞお気軽にお出かけください。
・場   所  大師山法楽寺
・ご志納金 1000円(中学生以下500円 お菓子・飲物付)

[第二例祭 2016/12/17(土)午後2:00~3:00

 今月の守本尊である千手観音様のわかりやすい経典や真言などを読誦してご加護をいただきましょう。
 護摩の火に守られ、太鼓の音と共に般若心経をお唱えすると心身がリフレッシュされます。
 参加は自由です。
 願い事を書く護摩木は一本300円です。
・場  所 大師山法楽寺
・送迎申込 開始30分前に地下鉄泉中央駅そばの『イズミティ21』前へ送迎車がまいります。
 乗車希望の方は前日午後5時までに必ずご連絡ください。

お焚きあげ 2016/12/24(土)午前10:00~10:30

 講堂内のお不動様の前で「供養会」を行い、境内地のお不動様の後にある専用炉にて「お焚きあげ」を行います。
 人形や手紙や写真や時計、あるいは御守や御札や仏壇や神棚など、燃えるものも、燃えないものも大丈夫です。
 一緒にお不動様のお経を読み、真言を唱えましょう。
お焚きあげをご希望の方は、必ず電話などで日時を連絡の上、お品をご持参、あるいはお送りください。
 当日とは限らず、いつでも結構です。
※今月は、最終土曜日が大晦日に当たり、一週間、繰り上がります。

[機関誌『法楽』の作製] 2016/12/26(月)午前9:00~

 講堂にて、機関誌『法楽』を作り、機関紙『ゆかりびと』と共に発送しますので、ご協力をお願いします。
『実語教・童子教』も共に学びましょう。
 おかげさまにて、『法楽』は第322号、『ゆかりびと』は第185号となります。
・場  所 大師山法楽寺

[隠形流(オンギョウリュウ)居合道場]

 仏法に生きる身と心をつくるために行います。 
 九字を切り、守本尊様のご加護をいただく密教独自の剣法です。
 高齢者の方々や女性が多く、厳しいながらも和気藹々(ワキアイアイ)と稽古しています。
 入門ご希望の方は、事前に連絡の上、まず、見学してください。
・日  時 毎週金曜日 午後6:00~8:00(30日は休館日となります)
・場  所 日立システムズホール仙台




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。




「おん あらはしゃのう」
※今日の守本尊文殊菩薩様の真言です。どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=WCO8x2q3oeM





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2016
10.01

10月の行事 ─例祭・写経・寺子屋・瞑想・無料相談・お焚きあげ・居合─

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〈季節遅れの彼岸花が咲いている早朝……〉

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〈──カゲロウがクモの餌食となった〉

 平成28年10月の行事予定です。

[第一例祭・本山] 2016/10/2(日)

 今月の守本尊である不動明王様のわかりやすい経典や真言などを読誦してご加護をいただきましょう。
 護摩の火に守られ、太鼓の音と共に般若心経をお唱えすると心身がリフレッシュされます。
 参加は自由です。
 願い事を書く護摩木は一本300円です。
・送迎申込 開始30分前に地下鉄泉中央駅そばの『イズミティ21』前へ送迎車がまいります。
 乗車希望の方は前日午後5時までに必ずご連絡ください。

[第一例祭一迫別院] 2016/10/2(日)

 今月の守本尊である不動明王様のわかりやすい経典や真言などを読誦してご加護をいただきましょう。
 参加は自由です。
 本山で行われる護摩法へ願いをかける護摩木は一本300円です。

[書道・写経教室] 2016/10/2(日)午後2:00~午後3:30

 髙橋香温先生の熱意と誠意を感じられる貴重な時間です。
 書道の基本を学び、100文字の写経も行います。
 イス席もありますので、お気軽にご参加ください。
・場  所  大師山法楽寺
・指  導  書道師範高橋香温(温子)先生
・ご志納金 1000円(未成年者500円)
(毎月第一日曜日午後2時から開催します)
・送迎申込 開始30分前に地下鉄泉中央駅そばの『イズミティ21』前へ送迎車がまいります。

[第八十回寺子屋『法楽館』 ─ゆとりある心のつくり方─] 2016/9/10(土)午後2:00~午後4:00

 9月の「唱歌の会」では他人に対する優しい心のつくり方について、少々お話をしました。
 今月は第二弾。
 家族や仲間に対するゆとりある心のつくり方について、少々お話をします。
 どうぞお気軽にお出かけください。
・場   所  大師山法楽寺
・ご志納金 1000円(中学生以下500円 お菓子・飲物付)

[第二例祭 2016/10/15(土)午後2:00~3:00

 今月の守本尊である不動明王様のわかりやすい経典や真言などを読誦してご加護をいただきましょう。
 護摩の火に守られ、太鼓の音と共に般若心経をお唱えすると心身がリフレッシュされます。
 参加は自由です。
 願い事を書く護摩木は一本300円です。
・場  所 大師山法楽寺
・送迎申込 開始30分前に地下鉄泉中央駅そばの『イズミティ21』前へ送迎車がまいります。
 乗車希望の方は前日午後5時までに必ずご連絡ください。

[第三回瞑想会『新法楽塾』] 2016/10/19(水)午前10:00~11:30

 阿字観(アジカン)を中心として行います。
 関心のある方はどうぞおでかけください。
・場  所  大師山法楽寺
・ご志納金 1000円(中学生以下500円)
・参加申込 必ず一週間前(12日)までにお申し込みください。
・送迎申込 開始30分前に地下鉄泉中央駅そばの『イズミティ21』前へ送迎車がまいります。

[お焚きあげ] 2016/10/22(土)午前10:00~10:30

 最終土曜日、お不動様の前で「供養会」を行い、「お焚きあげ」を行います。
 人形や手紙や写真や時計、あるいは御守や御札や仏壇や神棚など、燃えるものも、燃えないものも大丈夫です。
 一緒にお不動様のお経を読み、真言を唱えましょう。
※お焚きあげをご希望の方は、必ず電話などで日時を連絡の上、お品をご持参、あるいはお送りください。
 当日とは限らず、いつでも結構です。
※今月は、最終土曜日に催事があり、一週間、繰り上がります。

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[ジャズと法話と無料相談の会] 2016/10/29(土)12:00~午後4:00

 おかげさまにて当山は開基20周年を迎え、感謝の会第二弾として、ジャズで元気を出し、各種の無料相談で安心を得ていただきます。
 また、生きなおしと安心について少々、お話と対話を行う予定です。
 弁護士様、司法書士様、葬祭業者様、墓石業者様、骨董店様、仕出し業者様・花屋様・お茶屋様など、皆々様のご協力をいただき、無料相談会(12時より16時まで)も併せて開催いたしますので、どうぞ、お気軽におでかけください。

・場  所 日立システムズホール仙台(旧旭ヶ丘青年文化センター)
・演  奏 ビバップス(ジャズフェスの重鎮) 演奏は13時より
・無料相談 司法書士粟野憲治様・弁護士犬飼元志様・春昼堂様・SuRUGA様・創寿苑様・ほこだて仏光堂様・まつしまメモリーランド様・みぶな様・吉田銘茶様(五十音順) 
・講  師 住職遠藤龍地 法話は14時より
・参  加 自由
・会  費 無料

[機関誌『法楽』の作製] 2016/10/31(月)午前9:00~

 講堂にて、機関誌『法楽』を作り、機関紙『ゆかりびと』と共に発送しますので、ご協力をお願いします。
『実語教・童子教』も共に学びましょう。
 おかげさまにて、『法楽』は第322号、『ゆかりびと』は第185号となります。
・場  所 大師山法楽寺

[隠形流(オンギョウリュウ)居合道場]

 仏法に生きる身と心をつくるために行います。 
 九字を切り、守本尊様のご加護をいただく密教独自の剣法です。
 高齢者の方々や女性が多く、厳しいながらも和気藹々(ワキアイアイ)と稽古しています。
 入門ご希望の方は、事前に連絡の上、まず、見学してください。
・日  時 毎週金曜日 午後6:00~8:00
・場  所 日立システムズホール仙台




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。




「おん さんまや さとばん」※今日の守本尊普賢菩薩様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=rWEjdVZChl0





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2016
09.11

唱歌の会と「小さな木の実」のこと

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〈広島平和記念資料館に展示された犠牲者の作品〉

 おかげさまで、「真の優しさを考え、歌う会」は無事、終了しました。
 鎌倉女子大准教授小山裕之先生の合唱指導には舌を巻きました。
 時間が経つにつれ、自分と歌の距離がどんどん縮まり、歌に込められているものが自分の心から湧き出してくるのです。
 いかなる境遇にある方でも、先生の前に出れば、きっと、〈自分の歌〉を唄い元気になることでしょう。

 唄ったのは以下の5曲です。
「ふるさと」では、息継ぎと、盛り上げる場所を教わりました。
「赤とんぼ」では、高音の出し方と、抑揚のつけたかを教わりました。
小さな木の実」では、音符とそれに合わせた言葉の一つ一つを追うだけでなく、歌詞が紡ぐ物語を意識し、歌が表現しようとしている世界へ入ることを教わりました。
「見上げてごらん夜の星を」では、一つの曲が持つ波をつかみ、大きく、小さく、ゆっくり、早くといったメリハリのついた唄い方を教わりました。
「もみじ」では、習ったことの総集編として、全員で立ったまま唄いました。

 最後に先生がご自身でピアノを弾きながら外国語の歌を一曲ご披露され、万雷の拍手でお開きとなりました。
 本当はアンコールとなったところですが、会館の使用時間に制限があるため、次回を期して閉会宣言を行いました。

 先生は、楽譜は読めても読めなくても大丈夫と言われました。
 音符と発声を合わせようとばかりしていると、肝腎のものがかえってつかみにくくなる場合さえあります。
 歌詞のイメージと、メロディーの流れに入れば、唄えるのです。
 ただし、「学生はちゃんと読まなければならないんですが」と、小さな声でつけ加えました。
 さすが、四国の霊場を巡拝し、お大師様のご加護を実感された方であると感じました。
 お大師様は、般若心経を読み解いた文章の中でこう言っておられるからです。
「名医は薬草を見つけ鉱山技師は宝石を見つける。
 秘されている価値を見いだすかどうかはそれぞれの問題である」
 同じ草や石も、目にする人の心によって現れ方が違います。
 貴重な薬草も、それを見分ける力がなく、必要としてもいない人にはただの雑草であり、草刈りの対象となって刈られてしまうことでしょう。
 宝石を含んだ石も、それを見分ける力がなく、宝を求めてもいない人にはただの石ころであり、意識にもとどめられないか、蹴飛ばされるか、モノを叩くのに使われるかわかりません。
 厳密に楽譜を追い、正確に朗々と唄う能力を高めねばならない立場を目ざしてもいない私たちは、書かれたものを大まかにつかみ取り、自分の心を開いて楽しく唄えば、それで楽譜は役割を果たしたことになります。
 先生は、この胆のところを言われたのでしょう。

 5つの歌それぞれに深い感興を覚えました。
 特に、初めて唄った「小さな木の実」の歌詞を先生が朗読された時には、身体が震えました。
 帰山して調べ、驚きました。
 作詞家海野洋司が未発表にしていた自作の「草原の秋」が元になったこと。
 ビゼーの旋律に打たれた編曲者石川皓也(アキラ)が、それを心にしまっておいたこと。
 歌手の大庭照子が、自分でなければ唄えない自分の歌を追い求めていたこと。
 三者三様の深い思いがの糸で結ばれた時、珠玉の歌が生まれました。
 それから約40年、いまだに老若男女の情緒へ訴えかけ続けているているこの歌は、これかもきっと唄い継がれることでしょう。
 いつか又、皆さんと一緒に唄いたいものです。
 ご参加くださった方々をお見送りしました。
 一期一会の楽しいひとときでした。

小山裕之先生は仙台市でも歌の指導をしておられます。
 ご希望の方は直接小山先生へ連絡してみて下さい。℡080-1839-6579




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。



「のうまく さんまんだ ぼだなん あびらうんけん」※今日の守本尊大日如来様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=LEz1cSpCaXA





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2016
09.06

入れ歯の拾いもの ─見世物になったジャック・ロンドンと村上春樹氏のこと─

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 晴れた日、入れ歯を拾った。
 墓地の入り口付近、アスファルト道路の真ん真ん中だ。
 まるで生きているかのような肉色と白く光る歯並びに驚いた。
 さっそく丁寧に持ち帰り、職員たちに見せたところ、〝何てものを……〟というように眉をしかめ、「すぐ、水に入れなきゃ」と言う。
 乾くとダメになってしまうのだそうだ。
 それに数十万円すると聞いて、また、仰天した。
 あとは2人に任せ、作家村上春樹氏のエッセー『ジャック・ロンドン入れ歯』を思い出した。

 氏と誕生日が同じアメリカの作家にジャック・ロンドンという人がいた。
 過去形で書くのは、彼が名声の絶頂で自殺してしまったからだ。
 彼が日露戦争の従軍記者として朝鮮半島へ出かけた時、単身、宿泊した辺鄙(ヘンピ)な村の役人から頼まれた。
「村のものたち全員が御尊顔を拝したいと申しております。
 もしよろしかったら、広場でみんなにお顔を見せてやっていただけますか」
 彼は、自分の文名がこんな寒村にまで知れ渡っていることに驚きながらも、感激した。

 さて、ぎっしりと聴衆で埋まった広場へでかけた彼に、役人は言った。
「申し訳ありませんがちょっと入れ歯を外して見せていただけますでしょうか」
 それまで入れ歯というものを目にしたことのなかった観客は熱烈な拍手を送った。
 お立ち台に立って、30分もの間、入れ歯を外したり入れたりしながら、彼は心底、こう思ったという。
「人間がどれだけ死力を尽くして何かを追求したところで、その分野で人々に認められるのは稀なことなのだ」

 村上春樹氏はこの一件について思う。

「これを読んで僕は、ロンドンという人は本当に偉いと思った。
 感動さえした。
 もちろん腹も立てずそのまま半時間も入れ歯を出したり入れたりしていた親切さも相当偉いと思う。
 顎の筋肉だってずいぶん疲れたことだろう。
 しかし僕がそれ以上に感心したのは、その教訓の学び方であった。
 もし千人の人間がまったく同じ立場に置かれたとしても、そこからこんな特殊な教訓を引き出せる人は彼の他にまずいないのではないだろうか。」
「しかし考えてみればまあそのとおりだよな、と僕も思う。
 人は何かに向かってたとえ血の滲むような努力をしても、必ずしもそのことで他人に認められるとは限らないのだ。
 それはたしかに人が肝に銘じておいていい事実であるだろう。
 僕はこのエピソードを読んで、ジャック・ロンドンという作家が以前にも増して好きになった。」


 ところで、地震、津波、大雨、大風など、地球温暖化現象による生活環境の激変は凄まじい。
 今は主として、自然の中で暮らしてきた山村、農村、漁村の人々が甚大な被害を蒙っているが、ある限度を超えると、次には、都会の機能が麻痺することだろう。
 もしも、日本三大鍾乳洞の一つである龍泉洞(岩手県)のように、東京都の地下鉄が水没したならば、あるいは環状線が水没したならば、どうなろうか。
 被災地では、アッと言う間に生活の基盤を失い、手の施しようがない人々のもとへ、ボランティアの人々が黙々と足を運び、黙って汗を流す。
 しゃがみこんだ老婆の横で若者が泥を運び出す絶望と希望が交錯する光景には、目まいを感じることさえある。
 無惨であり、神々しい。
 そして、ふと、思う。
〝ボランティアの善男善女は、あれだけ崇高な行為を実践できる魂なりの評価を受け、それにふさわしい生活環境を得ておられるだろうか?〟
〝常々、抗えない無常や不条理に打ちのめされ、声にならない呻きを抱えていればこそ、呻く人々に対して、じっと傍観者になってはいられないのかも知れない〟
 確かに、「どれだけ死力を尽くして何かを追求したところで、その分野で人々に認められるのは稀なこと」なのだろう。
 そうであろうと、ジャック・ロンドンは置かれた立場で誠意を尽くした。
 ボランティアの方々も、場と相手とを問わず誠意を尽くす。
 村上春樹氏はこの誠意を感じたから、「以前にも増して好きになった」のだろう。
 人知れず祈ることくらいしかできなくなった小生もまた、ボランティアの方々があふれさせる誠意には強く励まされる。

 さて、拾った入れ歯です。
 しっかり確保し、職員たちがケアしております。
 お心当たりの方はどうぞ、お早めにお申し出ください。




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。




「おん あらはしゃのう」
※今日の守本尊文殊菩薩様の真言です。どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=WCO8x2q3oeM





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2016
09.01

9月の行事予定 ─護摩・写経・寺子屋・彼岸供養会・唱歌・お焚きあげ・居合─

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 平成28年9月の行事予定です。

[第一例祭] 2016/9/4(日)

 今月の守本尊である不動明王様のわかりやすい経典や真言などを読誦してご加護をいただきましょう。
 護摩の火に守られ、太鼓の音と共に般若心経をお唱えすると心身がリフレッシュされます。
 参加は自由です。
 願い事を書く護摩木は一本300円です。
・送迎申込 開始30分前に地下鉄泉中央駅そばの『イズミティ21』前へ送迎車がまいります。
 乗車希望の方は前日午後5時までに必ずご連絡ください。

[書道・写経教室] 2016/9/4(日)午後2:00~午後3:30

 髙橋香温先生の熱意と誠意を感じられる貴重な時間です。
 書道の基本を学び、100文字の写経も行います。
 イス席もありますので、お気軽にご参加ください。
・場  所  大師山法楽寺
・指  導  書道師範高橋香温(温子)先生
・ご志納金 1000円(未成年者500円)
(毎月第一日曜日午後2時から開催します)
・送迎申込 開始30分前に地下鉄泉中央駅そばの『イズミティ21』前へ送迎車がまいります。

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寺子屋『法楽館』 真の優しさを考え、唱歌を唄う会] 2016/9/10(土)午後2:00~午後4:00

 今月は、声楽家で合唱団の指揮者でもある小山裕之先生のご指導をいただき、皆で唱歌や懐かしい歌などを唄いましょう。
「もみじ」「小さな木の実」「ふるさと」などを予定しています。
 なお、歌に先立ち、住職が「優しい心」についてお話を申し上げます。
 お子様連れも大歓迎ですので、どうぞお気軽にお出かけください。
・場   所  泉文化創造センター小ホール(旧イズミテイ21)
・合唱指導  鎌倉女子大准教授小山裕之先生(東京・神奈川・仙台などで合唱団を指導・指揮しておられます)
・ご志納金 1000円(中学生以下と東日本大震災被災者は無料です)

[第二例祭] 2016/9/17(土)午後2:00~3:00

 今月の守本尊である不動明王様のわかりやすい経典や真言などを読誦してご加護をいただきましょう。
 護摩の火に守られ、太鼓の音と共に般若心経をお唱えすると心身がリフレッシュされます。
 参加は自由です。
 願い事を書く護摩木は一本300円です。
・場  所 大師山法楽寺
・送迎申込 開始30分前に地下鉄泉中央駅そばの『イズミティ21』前へ送迎車がまいります。
 乗車希望の方は前日午後5時までに必ずご連絡ください。

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彼岸供養会] 2016/9/22(木)午前10:00~11:00

 作家の村上龍氏は『日本の伝統行事』に「わたしたち日本人の信仰」を書いています。

「近年、寺院墓地だけではなく、公営霊園や合葬墓、手元供養、散骨など、埋葬が多様化し、墓石も、伝統的な『和型・三段墓』以外にさまざまなデザインが見られるようになった。
 しかし、『お彼岸』の日に、墓を掃き清め、花を手向け、線香を焚くという習慣は不変だ。
 先祖・故人へのリスペクトは世界共通のものだが、日本では、旧石器時代から現代に至るまで、その思いは『墓』に象徴され、変わることなく続いている。」

 お彼岸の行事は、平安時代初期から連綿と続き、秋の到来を実感する時期の重要な儀式であり、「先祖・故人へのリスペクト」すなわち、先に逝かれた方々の御霊を尊ぶ気持を表す貴重な機会です。
 特に秋のお彼岸は、豊かな実りをもたらす大自然への感謝を表す時期でもあり、天地万物へのリスペクトも併せた色彩を帯びます。
 そして、作法にのっとり、感謝の心を御霊へお伝えすることは、そうする人にとって貴重な人間修行の機会となります。
 せめて一年に二度、春分と秋分の時期には、ご先祖様から伝えられた伝統行事に心を向けたいものです。
 どなたでも参加は自由です。
 また、参加された方全員へ、お大師様から伝わるご加持法を結んだ「加持土砂」をお渡しします。
 どうぞ、魔除けや滅罪や開運の力にしてください。
・場  所  大師山法楽寺
・送迎申込 開始30分前に地下鉄泉中央駅そばの『イズミティ21』前へ送迎車がまいります。

お焚きあげ 2016/9/24(土)午前10:00~10:30

 最終土曜日、お不動様の前で「供養会」を行い、「お焚きあげ」を行います。
 人形や手紙や写真や時計、あるいは御守や御札や仏壇や神棚など、燃えるものも、燃えないものも大丈夫です。
 一緒にお不動様のお経を読み、真言を唱えましょう。
お焚きあげをご希望の方は、必ず電話などで日時を連絡の上、お品をご持参、あるいはお送りください。
 当日とは限らず、いつでも結構です。

[機関誌『法楽』の作製] 2016/9/27(火)午前9:00~

 講堂にて、機関誌『法楽』を作り、機関紙『ゆかりびと』と共に発送しますので、ご協力をお願いします。
『実語教・童子教』も共に学びましょう。
 おかげさまにて、『法楽』は第321号、『ゆかりびと』は第184号となります。
・場  所 大師山法楽寺

[隠形流(オンギョウリュウ)居合道場]

 仏法に生きる身と心をつくるために行います。 
 九字を切り、守本尊様のご加護をいただく密教独自の剣法です。
 高齢者の方々や女性が多く、厳しいながらも和気藹々(ワキアイアイ)と稽古しています。
 入門ご希望の方は、事前に連絡の上、まず、見学してください。
・日  時 毎週金曜日 午後6:00~8:00
・場  所 日立システムズホール仙台(30日はお休みです)




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。



「おん あみりたていせい から うん」※今日の守本尊阿弥陀如来様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=4OCvhacDR7Y





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