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2008
05.27

「夢慧チャリティコンサート」後日譚 ―お地蔵様になった話―

 5月26日、奉仕活動に来山されたTさんから、ありがたいお話を聴きました。

 ちょうど一ヶ月前の4月26日朝、夢慧氏をお招きしてのコンサートを迎え、常に率先してご奉仕活動に励んでおられるTさんは、いつものように早々と善行堂へ入り、掃除をしていました。
 一段落した午前10時前、突然、脳天に重いものがドーンと落ちてきたような衝撃を受け、思わず倒れそうになりました。
 しかし、そこは気丈なTさんのことです。
「倒れてはいられない!」と必死の思いで何かにつかまり、何とか息を整えました。
 しばらくしてようやく我に返ったTさんは、「あれは何だったのだろう。住職に訊いておかねば」と思いましたが、そのまま忙しくコンサートを終えました。
 後かたづけなどすべてを終えて暗くなってから家へ帰り、ビックリ仰天しました。
 姉の家から入っていた電話によると、今朝倒れそうになったのとちょうど同じ時刻に姉が脳溢血で倒れ、奇跡的に一命をとりとめて治療中だというのです。

 Tさんは「私が受けたのでしょうか?」と言われます。
 確かに「受けた」のでしょう。
 これぞ正(マサ)しく、お地蔵様の代受苦(ダイジュク)です。
 経典は、釈尊が入滅された後、弥勒菩薩が救済のためにこの世へ来られるまでの間、ずっと人びとの悩み苦しみを救う役割を背負い続けるお地蔵様の覚悟を示しています。
「我、代わって苦を受けん」
 お姉さんは、そのままあの世へ行かねばならないほどの出血をしたにもかかわらず、ギリギリのところでその受難の一部を妹であるTさんに負ってもらい、この世へ踏み止まったに違いありません。
 お姉さんは半身不随になったものの、リハビリに励み、順調に回復しておられます。

 こうした篤信の方々の存在は当山にとっての励ましとなり、壇信徒の方々にとっての手本や救いとなっています。
 共に信じ、行いましょう。
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