宮床開運守本尊 大師山 法楽寺 〜法灯により法友とともに法楽に住せん〜

2008-08

平成20年8月の運勢(世間の動き)と六波羅密(ロッパラミツ)行による開運法

 今月は、賢者が外へ出たり、あるいは天下国家を云々したりするうちに、足元に淋しさや空虚さや困難などが生じやすい運勢です。
 時は一刻の休みなく過ぎゆくので、大事になればなるほど停滞は許されず、賢者は考察し、判断し、決断してことを進めようとしますが、世の中は、ブドウの枝をつまんだ時のように全体がそっくりそのまま動くわけにはゆきません。
 むしろ、馬を駆って先頭に立つ武将の後を徒(カチ)たちが走って追うような形になるのが普通です。
 今月は、そのあたりのズレが大きくなりがちなので注意したいものです。
 ややもすると、先陣切った猛将が一人で敵軍に囲まれてしまうような事態も起こりかねません。
 また、大衆の支持を失ったり、大衆の動向に足を引っぱられたりした名門の没落ぶりが表面化することでしょう。

 さて、病苦を免れない私たちは名医の情報に敏感ですが、心の病気についてはどうでしょうか。
 万人が煩悩という万病の元である強力な病原菌を抱えているのに、割合、平気に過ごしてはいないでしょうか。
 殺人や強盗などのできごとは他人ごとと思いつつ、いつしか他人を傷つけ、何かを奪い合いながら暮らしているのが現実ではないでしょうか。
 こうした私たちは、心の名医にめぐり会うための心構えを持っていないと市井の名医に気づかず、煩悩の処置という最大の仕事をし忘れたまま人生の幕を下ろしかねません。
 それは、豆腐を買ってくるように頼まれてお使いに出た子供がオモチャを買って帰るようなものです。
 心構えの第一は、自分が我(ワレ)を主にしないではいられない煩悩を持ち、それがゆえに罪を犯した病人である、あるいはいつでも罪を犯しかねない存在であると認識することです。
 それができると、煩悩の恐ろしさと、自分では煩悩を処置できないことがよく解ります。
 そして、処置する方法を知っている名医を探し、訪ねないではいられなくなります。
 名医が見つかったならば、教えという処方箋を信じ、薬を服用するように暮らし方を変えねばなりません。
 服用する際は、薬の効能が有効であると信じることです。
 信じて実践せずに他の名医を求める旅に出るならば、処方箋を集めるだけで自ら治療を放棄した病人と同じであり、いつまでたっても問題は解決できません。

 仏法と医術の違いは、仏法の世界では名医になる道が万人へ開かれており、自分の煩悩へきちんと対処できた人は誰かを救える名医になれることです。
 わずかな名医だけが病苦を克服して安心の境地へ入っているだけではなく、お互いに名医となって病苦を克服し合い、共に真の安心の中で暮らせるよう、自分にとっての〈名医探し〉をしたいものです。

「人の道」は「菩薩になる道」です。しっかりと歩むには六波羅密(ロッパラミツ)行を実践せねばなりません。精進しましょう。
布施行と運勢
 お水を供えましょう。精進の人は、自他の智慧によって明るい道を歩めます。不精進の人は、大切なものを失ったり実体のないものに迷ったりしがちです。
持戒行と運勢
 塗香で手や心を清めましょう。精進の人は、仏神を尊ぶ徳によって願いが叶います。不精進の人は、三角関係などの複雑な迷路に入りがちです。
忍辱(ニンニク)行と運勢
 お花を供えましょう。精進の人は、身を慎む徳によって思わぬ幸運に恵まれます。不精進の人は、邪念が表面に出て失敗しがちです。
精進行と運勢
 お線香を供えましょう。精進の人は、沈着に行って確かな利を得ます。不精進の人は、頑なさのゆえに良き縁を得られず停滞を招きがちです。
禅定行と運勢
 飯食(オンジキ)を供えましょう。精進の人は、君子危うきに近寄らずで無事安全です。不精進の人は、頼りにしていた人との縁が薄れがちです。
[智慧行と運勢
 灯明を点しましょう。精進の人は、東西南北へうまく動き開運します。不精進の人は、うろうろしているうちに肝心なものが手からこぼれがちです。

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