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2011
02.06

四国八十八霊場の御影に守られる屏風を創りました

 門弟の藁科さんが四国八十八霊場を巡拝し、各札所で受けたご本尊様の御影(オミエ)を屏風へ貼りました。
 皆で手分けし、準備から完成まで2時間かけて完成した屏風をバックに、全員でご加持(カジ)法を行いました。
 合掌した手が願うように動く法を体験した後は、背に立つ屏風と敷かれた地蔵様の梵字に引かれて仰臥しました。
「臨・兵・闘・者・皆・陳・烈・在・前」と何度も九字を切り、心身を清めてから合掌した両手と全身に意識を集中し、ご本尊様に動かしていただくのです。
 少しでもきれいな空気で行おうと、メインのストーブを消してしまったので、座布団を敷いたとはいえ、皆さん、大分寒そうでした。
 いつもは電気敷き毛布を使うのですが、8名分はなかったので、皆さんにがまんしていただきました。
 電気敷き毛布を使わない場合は、もっと室温を上げねばなりません。
 屏風の一ヶ所が空いているのは高野山へお礼詣りをして受ける御影を貼るためです。
 3月、予定通り完成したならばもう一度、皆揃ってやりたいものです。

 ご加持法によって、他と競う強さや我ではなく、心の奥から仏性による法力が出ると、ご本尊様の「皆を救い尽くす」というご誓願に基づくご利益が降ります。
 自分が〈願う〉ようになり、心の歪みや身体のアンバランスが解消され、心身が本来の力を取り戻します。
 自他を幸せにする方向へと身口意がはたらき、迷いやオバケに取り憑かれません。
 自心魔ものや生霊怨霊を祓う「体祓」、心身のコントロール法である「体固」、病気見舞いなどへ行っても感染しない「五臓固」の稽古と法もあります。
 自分を清めてから行う法は、勝手な〈思い〉ではなく、清浄な〈願い〉によって動きます。
 私たちはいろいろと〈思い〉ますが、「ここ一番」の時は、必ず〈願い〉の形をとるものです。
 大いなるものへ我をひれ伏せさせる清らかな心が、願いの成就をもたらします。
 自分を清め、法力が出るよう、自他を幸せにできる人になれるよう、願っています。

 師弟が共に法の場で祈っていた同じ5日の夜、昭和46年から47年にかけて連合赤軍事件を起こした首謀者永田洋子死刑囚(65)が、東京拘置所でこの世に別れを告げていました。
 私と同じ年令で、昭和45年に割腹自決した三島由紀夫や西田哲学の京都学派に学んでいた私とは正反対の国家観を持った活動家でした。
 真剣に国家社会を憂いて悩み、求めた若者たちが、良きにつけ悪しきしつけ、ぶつかり、議論し、躍動していたあの時代……。
 若き日に一方の旗頭だった彼女の逝去は、時代が移ったという感を深めます。
 私は私なりにこの屏風や修法など残すべきものを残して去りたいと願いつつ、冥福を祈ります。

 印象の深い一夜でした。
 四国八十八霊場のご加護をいただきたいという願いが形になりつつあります。
 祈りがこめられ法の場を守る屏風は、ご加護を求めて当山を訪れる善男善女へ大きな安心と幸せをもたらすことでしょう。

〈ハイパワーの屏風〉
230206 004




「おん さんまやさとばん」※今日の守本尊普賢菩薩様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。





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