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2014
04.21

お布施の金額がわからない方へ

 ご葬儀に関するお問い合わせがあり、事情によって手紙による回答を行いました。
 今までに幾度もあったやりとりなので、以下、転載しておきます。

 お布施の金額を考えるには二つのポイントがあります。
 一つは、一人の人を安心の世界へ送ることの価値、重大さをどう考えるかということです。
 そうした意味では、葬儀屋さんなどへ訊いてみるのも一つの方法ではあります。
 世間的におおよそどれほどの価値と考えられているかを知ることは必ず勉強になります。
 たとえばテレビ一台分の価値なのか、給料一ヶ月分の価値なのか、それとも車一台分の価値なのか……。
 私たちは、親や先生や先輩などに導かれて成長しつつ生きます。
 決して自分だけの力でこの世を生き抜くわけではありません。
 あの世でも同じように、み仏に導かれてこそ、安心の世界へと向かうことができます。
 大切な人をあの世へきちんと旅立たせるために必要なご加護をどう考えるか。
 ここでよく考えねば、人の生き死にという一生に何度もない重大事を前にして人間的向上の機会を逸してしましかねません。 

 もう一つは、懐具合に合わせた布施です。
 誰も、無い袖は振れません。
 それなのに、お布施を受けとる側が金額を決めて請求すれば、渡そうとする側に無理が生じ、苦しみが生じる可能性があります。
 また、お布施は本来、差し出す方が自主的に「させていただく」ものです。
 だから、〈定価〉はあり得ず、当山では決して金額を申しあげません。
 お布施を差し出す功徳によって悪因縁や悪業が清められ、心に必ず清風が吹きます。
 執着したい金品や労力を手放すことが、我欲(ガヨク)を清めるからです。
 東日本大震災のおりに、見ず知らずの被災者のために、子供たちが貯めていたおこづかいを送りました。
 たくさんんの人々がボランティア活動などで汗を流しました。
 あれが本当の布施行です。
 子供たちもボランティアの方々も皆、清らかで美しい人間、菩薩(ボサツ)様となりました。

 よく考えてみてください。
 そして、決して喪主様一人だけで無理をせず、苦しまず、心ある人々の智慧と力を合わせて対応してください。
 そうした過程すべてが、布施行という尊い善行の一部であり、かけがえのない人をきちんと送るという人間ならではの大切な行為なのです。

 以上、とりいそぎの回答でした。
 お戒名はご本尊様から降りました。
 私はもう、祈り始めています。
 み仏のご加護により、必ず安心の世界へお送りさせていただきます。
 どうぞご安心ください。




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。



「おん あみりたていせい から うん」※今日の守本尊阿弥陀如来様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=4OCvhacDR7Y





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