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2014
06.11

光明真言のお話 ―6月14日は第五十二回寺子屋『法楽館』が開催されます―

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〈仙台市青葉区桜ヶ丘にある『春昼堂』で出会った江戸時代の大黒様〉

 6月14日(土)午後1時30分から恒例の寺子屋が開かれます。
 今回は、守本尊様についてお話しますが、光明真言についても少々、学びましょう。



 光明真言は、いわば、スペードのエースとも言うべきもので、平安時代以来、連綿と唱えられ続けている。
 あらゆるみ仏へ祈る際に用いられるだけでなく、神前においても唱えられる。
 密教の行者は、いつ、どこででも、この真言を口にし、印を結び、法力を動かす。
 古来、百万遍唱えればいかなる悪因縁も解き放ち、自利利他の善願が成就するとされ、百万返満願の供養塔などが全国に残されている。
 四国八十八霊場を巡拝したおりに、第8番札所熊谷寺で出会った供養塔の存在感は忘れられない。
 後に、真言百万返を唱える虚空蔵求聞持法(コクゾウグモンジホウ)の満願に至り、首尾よく大願成就となったことは、この時の強い印象と関係があるのかも知れない。

 さて、古来、真言は訳さず、あまり意味を云々せず、とにかく至心に唱えねばならないとされている。
 そうした中で、光明真言については、内容をわかりやすく説いた『光明真言和讃』が長く用いられてきた。
 今回の寺子屋では、守本尊様について最後の講義となるので、この和讃について少々、お話し申しあげておきたい。
 ちなみに、こんなふうである。

○唵(オン)の一字を唱うれば
○三世(サンゼ)の仏にことごとく
○香華燈明飯食の
○供養の功徳具われり


「おん」と唱えれば、過去、現在、未来のあらゆるみ仏への供養になる。

○阿謨迦(アボキャ)と唱うる功力(クリキ)には
○諸仏諸菩薩諸共に
○二世(ニセ)の求願(グガン)をかなえしめ
○衆生を救け給うなり


「あぼきゃ」と唱えれば、さまざまなみ仏が現在の願いも、未来の願いも皆、お聞き届けくださり、生きとし生けるものが救われる。

○吠嚕灑曩(ベイロシャノウ)と唱うれば
○唱うる我等が其儘(ソノママ)に
○大日如来の御身(オンミ)にて
○説法し給う姿なり


「べいろしゃのう」と唱えれば、私たちは本来のみ仏、すなわち大日如来そのものになれる。

 問題は、〈効き目〉や〈効果〉がどうであるかという点にはない。
 お大師様はもちろん、無数の聖者方が念のこもった光明真言を唱え、それが〈何ごとか〉であったればこそ、こんにちへ伝えられているという事実にいかなる真実を観るかということであり、それが、自分にとっていかなる意味を持ち得るかと考えるところにのみ、こうしたことを学ぶ意味も意義もある。
 私たちは、阿字(アジ)に象徴されるみ仏の世界からこの世へ修行の旅にでかけ、時が至ればまた、故郷へ帰って行く存在である。
 お大師様は、弟子の智泉が旅立ったおりに詠まれた。
「阿字の子が 阿字の古里 立ち出でて また立ち帰る 阿字の古里」



 阿字の世界の功徳をいただく光明真言について学び、口にしてみることは、決して無意義ではないと思います。




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。



「のうぼう あきゃしゃきゃらばや おん ありきゃ まり ぼり そわか」※今日の守本尊虚空蔵菩薩様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=IY7mdsDVBk8





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