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2014
09.23

【現代の偉人伝 第197話】 ―ゴシップ本を並べないフランスの書店主―

201409230001.jpg
〈河北新報様よりお借りして加工しました〉

 9月21日付の河北新報は、オランド仏大統領のパートナーだったバレリー・トリルベレールさんが書いた暴露本について報じた。
 件の本は、「破局の原因となった1月のオランド氏の浮気報道の後の壮絶な〝夫婦げんか〟の様子や『オランド氏は貧困者をさげすんでいる』といった政治姿勢への攻撃などが内容」だという。
 数日で初版の20万部が売り切れ、メディア論のレミ・リフェル教授は「もはやフランス的寛容などない」と話したと報じている。
 フランス的寛容とは、恋愛や夫婦間や家族間などの私的な問題に関しては、すぐに「不倫発覚イコール政治家失格」といった過敏な反応をしない大らかさのことである。
 これだけ本が売れてなお、教授は一方で、フランスには「英米や日本との違い」があると指摘している。
 フランス人の感性や文化は、昨今の商業主義に揺らいでも、滅ぼされてしまうほどヤワなものではないという確固たる自負がある。

 さて、今回の偉人である。
 同記事を引用する。

「暴露本の取扱いを拒む書店も。
 パリ市内の書店主グザビエ・ドマルシさん(38)は『何の価値もない本』。
 店内の案内には『ここはトリルベレールさんとオランド氏のゴミ箱ではありません』と書かれていた。」


 唸らされてしまった。
 今すぐ売れるものに書棚を占領されてしまっている光景に溢れた「日本との違い」は悲しいほど、明らかである。
 もちろん、フランスといえどもザビエ・ドマルシさんのような書店主は少数派なのだろうが、考えさせられるのは、気骨ある書店を成り立たせる国民が一定割合、存在するという点である。

 西洋文明を先進的として追うかどうかという話ではなく、品性や文化的感覚の面から、まだまだ他国のありように学び、それを鏡として自らを省みるべきところだらけであると気づきたい。
 同時に、他国を見下さない心も大切だ。
 私たちは、ザビエ・ドマルシさんから見下されようと、ぐうの音もでないのだから。
 尊大になって得られるものは何もない。
 自省する謙譲な心からはあらゆる徳が流れ出す。
 
 ザビエ・ドマルシさん、ありがとうございました。



 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
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「のうまく さんまんだ ばざらだん かん」※今日の守本尊不動明王様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=EOk4OlhTq_M





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