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2015
01.03

般若心経を唱えると亡者が集まるか?

201501010223.jpg

 Aさんからの人生相談です。
「私は毎日ずっと、般若心経をお唱えしてきましたが、最近、ある高名な方の本を読んだところ、般若心経の優しさが迷っている霊を呼び、とり憑かれることがあると書いてありました。
 知人に話したら、その人も怖いと言っていました。
 それ以来、恐ろしくなり、般若心経を読めないでいます。
 でも、法楽寺の経典を頼りにしてきたので、心残りでなりません。
 ご住職からは以前、意味があまりよくわからなくても心を込めて読めばj必ずそれなりの功徳をいただけますよ、と教えられていたのに、こんな自分が情けないとも思います。
 困りました。
 どうしたものでしょうか?」

 お答えしました。
「いかに有名な人の書いたものであっても、鵜呑みにしてはなりません。
 お釈迦様は、自分の言葉だからといってそのまま信じてはならず、必ず自分で考え、納得したならば役立てなさいと繰り返し説かれました。
 まず、般若心経観音様が悟られた際の状況を記し、最後に書かれている真言功徳を解き明かしたものであることを確認しておきましょう。
 私たち凡人の目に映る世界や考えではなく、観音様が得た最高のご心境がそのまま書かれているのです。
 だから、読んだり書いたりしてそうしたお心へ近づこうとする行為は、観音様へ近づく道でもあります。
 さて、観音様はどういう方でしょうか?
 ちなみに、わかりやすい『讃歎経』にはこう説かれています。

 『菩薩(ボサツ)の行を果たさんと○人間界に降り立って○衆生(シュジョウ)の苦しみ同じくし○衆生と共に喜びを○分かち合わんと哀愍(アイミン)し○衆生済度(サイド)に勤め往(ユ)く。』


観音様は私たちのおそばへ来られ、苦しみも喜びも分かち合い、お救いくださいます)

 『時と処(トコロ)を選ばずに○救い求める人々の○姿に応じ大悲(ダイヒ)から○三十三の変化身(ヘンゲシン)○この世に即時(ソクジ)応現(オウゲン)し○現世(ゲンゼ)において必ずや○苦を抜き楽を与えんと○菩薩の誓願(セイガン)果たされる。』


観音様は、いつ、どこへでも現れ、私たちの苦しみを取り除かないではいられないお心によって、救いの内容に応じた三十三ものお姿になり、私たちの苦を除き、私たちへ楽を与えたいという菩薩様としての願いを果たされます)

『われら衆生が観世音○菩薩に帰依(キエ)し観音の○大慈大悲の御心(ミココロ)を○わが心とし生きるとき○生きとし生ける一切が○観音菩薩と気づかされ○われに希望と安心(アンジン)と○感謝の念が発(オコ)りくる。』


(私たちが観音様へ心からおすがりし、苦を抜き楽を与えたいという観音様の無限に大きなお心を自分の心として生きるならば、生きとし生けるもの一切が観音様の現れであると気づかされ、希望と安心と感謝の気持が起こります)

『かかるが故(ユエ)に現世(ゲンゼ)での○一切衆生に利益(サイワイ)を○与え給える観世音○菩薩に帰依し真言の○その加持力(カジリキ)の偉大なる○功徳(クドク)を信じ念誦(ネンジュ)して○生死(ショウジ)の海を渡るべし。』


(だから、この世で私たちへ幸いをお与えくださる観音様へおすがりし、救いのお力が込められた真言功徳を信じて一心に唱え、苦しみの海を乗りこえましょう)

 こうした観音様へ近づけば、何ものも、怖れることはありません。
 また、お大師様は、この経典について説かれました。

『誦持(ジュジ)・講供(コウク)すれば、則ち苦を抜き楽を与え、修習(シュジュウ)・思惟(シユイ)すれば、則ち道(ドウ)を得、通(ツウ)を起す。』


般若心経を読んで心に保ち、お話をしたり供養したりすれば、あらゆるものの苦しみを取り除き、あらゆるものへ楽を与える。
 般若心経の教えを学び、身につけ、よく考えるならば、悟りを得て、この世ならぬ力も具わるであろう)

真言は不思議なり、観誦(カンジュ)すれば無明(ムミョウ)を除く、一字に千理を含み、即身(ソクシン)に法如(ホウニョ)を証す』


真言には不思議な力がある。
 ご本尊様を観想しながらその真言を唱えれば、根源的な無知の闇が消え去る。
 たった一字にも無限の真理が含まれており、唱える者はこの身このままで真理を体現することができる)
     

『この甘露(カンロ)を灑(ソソ)いで迷者(メイジャ)を霑(ウルオ)し、同じく無明を断じて魔軍(マグン)を破(ハ)せん』


(心身を安楽にする甘い妙薬のような般若心経の救済力を及ぼして迷う人々へ潤いを与え、さらには根源的な無知の闇を祓って煩悩(ボンノウ)の魔ものたちを打ち破ろう)
     
 さあ、こうしたお大師様の教えと貴女様が読まれた本と、どちらが信じられますか?
 よくお考えになり、自分が救われ、縁となるこの世の人々も、あの世の御霊も、あるいは成仏できないでおられる方々も救われるよう、精進しようではありませんか」

 お正月のご祈祷は、3日(土)の午前10時が最終回です。
 午後2時からは「みやぎ四国八十八か所巡り道場」の参拝になります。





 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。




「おん あらはしゃのう」
※今日の守本尊文殊菩薩様の真言です。どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=WCO8x2q3oeM





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