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2015
01.23

共時性の不思議とありがたさ ―意味ある偶然が意義ある人生を創る―

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〈冬日の松 皮剝げやすし 一人居む 吐天〉

 精神科医にして心理学者カール・グスタフ・ユングは、私たちが〈不思議な偶然〉と感じている現象に「共時性」という名前をつけました。

 そう呼ばれるには三つの条件があります。
 第一に、原因と結果が結びつかないこと。
 たとえば、かつて見た狸の親子を思い出しながら外へ出たところ、ちょうど二匹揃ってヤブから顔を出した。
 第二に、同時に起こった別々なできごとが深い心理的な意味を持っていると感じられること。
 たとえば、メロンを食べたいなと思っていたところに、久しく会っていない遠方の友人からメロンが届いた。
 第三に、心の世界とモノの世界がつながっていると感じられること。
 たとえば、片思いに悩みながら四国八十八か所を巡礼していたところ、相手にそっくりのお地蔵様が笑顔で路傍に立っておられ、告白の後押しをしていただいた。

 こんな、ありそうでなさそうなできごとが最近、続きました。

○石像が届いた話

 ちょっとした問題のある石像を、どうしようかとしばらく放置しておきました。
 昨年末、決心し、直していただくために彫刻家のA先生へお願いしました。
 いつ、進行具合をお訊ねしたらよいものか、時をはかり、〝今だ〟と思って電話を入れました。
 受話器を取った奥さんは開口一番「不思議ですねえ」。
 めったに外出しない先生が今年初めて明日、外出するので、完成した石像をその帰りに当山へ届けるため、ちょうど電話口に来たところだったそうです。
 翌日、恐縮ながらお届けいただいた石像は、まことに見事な出来上がりでした。

桑田佳祐の話

 桑田佳祐が苦衷にあるだろうと思い、ブログに書いた「ありがとう桑田佳祐」を関係者B氏の事務所にメールしました。
 間もなくB氏からメールが来ました。
 着信音で目覚める直前まで、ちょうど小生の夢を見ており、何だろうと思いながらメールを開いてびっくりしたと言うのです。
 氏がかつて大切にしていた桑田佳祐の恩を思い出し、励ますための作業をしていた頃、氏はなぜか、小生の夢を見ていたとは……。

胸騒ぎの話

 C氏の母親は、医師から覚悟してくださいと告げられながら、半年以上、頑張っていました。
 いつものとおり見舞い、帰宅した夜、どうしても晩酌をする気になれず素面(シラフ)で床に就きました。
 急な知らせが入ったのは、その夜中でした。
 C氏は言われます。
「もう何ヶ月も、誰が来たかわからず、話もできない状態でしたが、あの夜は、どこがどうというわけでもないのに〝今日のおふくろはいつもと違う〟と感じたのです」

 そう言えば、内藤吐天にこんな一句があります。
「向日葵咲く地球のどこか発火して」
 ヒマワリが勢いよく咲いたのを見て、俳人は地球のどこかで噴出する火のエネルギーを感じました。
 自然の火山でしょうか、それとも、人間による戦争でしょうか?
 私たちは、偶然、起こるできごとに何かを教えられ、何かを想像させられ、周囲の世界から〈意味〉を感じる時、世界もそして人生も〈意義〉を増すのではないでしょうか。
 共時性の豊かな日々でありたいものです。




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。



「おん あみりたていせい から うん」※今日の守本尊阿弥陀如来様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=4OCvhacDR7Y





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