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2015
05.22

現代の偉人伝第208話 ―弟子を我が子として育てる大相撲の女将三浦真氏―

201505220001.jpg
〈毎日新聞様よりお借りして加工しました〉

 5月21日、産経新聞は「番頭の時代 第3部スポーツを支える黒子」として大相撲湊部屋の女将(オカミ)三浦真(マコト・44才)氏を紹介した。
 氏は医師であり、湊親方の妻であり、人気力士逸ノ城(22才)などを育てている。
 氏がクリニックの院長と二足の草鞋(ワラジ)を履いているのにはわけがある。

相撲の世界はとても特殊。
 彼ら(力士)は入門すると角界が全てになってしまう。
 でも私はただ一人違う世界に生きている。
 彼らが一般社会に出たときに、順応できる子に育てないといけない」


 ほじめは手探りだったが、佐渡ヶ獄部屋の女将からアドバイスされて「心に少し余裕が生まれた」という。

弟子について迷ったときは、『自分の子供だったらどうするか』だけを考えて、思った通りにやればいいのよ」

 モンゴル出身の逸ノ城と接する時は、「郷に入っては郷に従え」という日本人の心を伝えようと努力している。

「角界に来た以上は、納得できなくても彼の中で我慢するしかないことがある。
 手を上げてでも分からせないと。
 本気で怒れるのは親方と私だけだから」


 逸ノ城が大関豪栄道を破った夜、兄弟子が好物料理を用意して待っていたにもかかわらず、外で食事しようとしたので「それは違うんじゃないの!」と怒鳴りつけた。

「横綱にならなくても彼は彼。
 強いから、人気があるから、大切だと思っているわけではない。
 親方と関取は師匠弟子
 でも私にとって彼は子供ですから」


 稿の結びである。

「本場所に向かう前、逸ノ城が不安そうな表情を浮かべることがある。
 日本のはいつも同じ言葉で送り出す。
『けがをせずに帰って来たらいいんだからね』
 若者の大きな体を、その細腕でしっかりと支えている」


 弟子にとって女将は二重の意味で特別な存在だ。
 師匠が専門的な力をつけてくださる一方、女将は人として生きて行く力を与えてくださる。
 小生の仏道修行においても、似たような面があった。
 プロとして突き詰めようと先鋭的になり、狭い道へ入りこんだ時、フッと和らげていただき、肩の力が抜けて救われたことがある。
 にっちもさっちもゆかないジレンマに陥った時、ありののままに認めていただき、いつの間にか本道へ戻っていたことがある。
 いずれも、直接、言葉や手紙で相談したわけではないが、観ているくださる、知っていてくださる、と感じただけで救われた。
 それはやはり〈親〉的な面と言えそうだ。
 師匠は切り拓く剣を厳しく鍛えてくださり、女将は拙い稽古をもそのまま、認めてくださる。

 師の「𠂤」は生け贄の肉であり、「帀」は切りさばく刀である。
 師は、戦い、勝利して祝う道を教え、統率する。
 女将は、師弟両方を見守っている太陽ではなかろうか。




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。



「おん あみりたていせい から うん」※今日の守本尊阿弥陀如来様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=4OCvhacDR7Y





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