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2015
06.27

生き仏に学ぶ ―『現代の偉人伝 第2巻 ―平成23・24・25年版―』の発行―

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 お大師様は説かれた。

「決して変化しない性質を持ったものはない。
 人もまた、悪者や愚者と定まった人はおらず、縁の次第によっては愚か者も悟りへの道を深く求め、教えに従えば凡人も賢者聖人の域へ近づけるであろう」

 原文の読み下し文である。

「物に定まれる性(ショウ)なし、人なんぞ常に悪からん。
 縁に遭うときは、すなわち庸愚(ヨウグ)も大道を庶(コ)い幾(ネガ)い、教に順ずるときは、すなわち凡夫も賢聖に斉(ヒト)しからんと思う」


 私たちには、ものごとを固定的に見て決めつけ、安心しようとする心理がある。
「Aさんは善い人だ」
「Bさんはバカだ」
「Cさんは私を好きだ」
「Dさんは私を嫌っている」
 決めつければ、あとは楽である。
 Aさんと会えば〈善い(はずの)人〉として相談し、約束ごとができる。
 Bさんと会えば〈バカな(はずの)人〉なので当てにせず、適当にしておけばよい。
 Cさんへは何でも話し、Dさんとはなるべく会わないようにする。

 こうして日常生活を過ごすが、時として、こんなはずではなかった!という実態が明らかになり、混乱し、窮地に陥ったりもする。
 ――善い人だとばかり思っていたのに、陰でとんでもないことをたくらんでいた。
 ――自分を認めてくれていたはずなのに、裏で悪口を言い、足を引っぱっていた。
 反対に、バカだとばかり思っていた人が人知れずボランティア活動に専心していたり、自分を嫌っているはずの人が困った時に真っ先に駆けつけてくれ、感激することなどもある。
 瞬間瞬間に変化し続ける自分の心の全体すらなかなかつかめない私たちは、他人の人間像全体など、簡単にわかるはずがない。
 そして、自分という意識は不動でも、心のありようは変化してやまず、誰かを好きになって成功を祈る一方、誰かを嫌いになり失敗を願う。

 こういう事実は何を教えているか?
「私たちは、〈今までの自分でない者〉になり得る」
 これではなかろうか?

 ならば、まず、「こうありたい」「こうでありたくない」と生き方のイメージを定めたい。
 ヒーローやヒロインの像を心に保ちたいし、反面教師も大切だ。
 本当の英雄たる人々は皆、生き仏であり、菩薩(ボサツ)である。
 これがお大師様の説かれた「縁に遭う」そして「教に順ずる」ことであり、「賢者聖人の域へ」少しでも近づく道ではなかろうか。

 今回、当ブログに連載している「現代の偉人伝」から、東日本大震災のあった平成23年、そして24年、25年の分をまとめて加筆修正し、一冊の本にまとめた。
 小生自身も偉人たちの生きざまを忘れぬようおりおりに繙(ヒモト)き、自分自身を戒め、活を入れると共に、偉人たちを話題にし続けたい。

 電話(022-346ー2106 AM9:00~PM5:00)やファクス(022-346-2107)、あるいはメール(ryuuchi@hourakuji.net)でお申し込みいただければお送りします。
(恐縮ながら、当山で印刷・製本しましたので500円の実費と、送料100円をお願いします)




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。



「のうぼう あきゃしゃきゃらばや おん ありきゃ まり ぼり そわか」※今日の守本尊虚空蔵菩薩様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=IY7mdsDVBk8





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