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2015
07.31

思想家わたなべ拓(ヒロシ)師のこと

20140301002
沖縄の洞窟で掘り出した弾丸〉

 当山では昨年の12月13日、平成26年最後の寺子屋『法楽舘』にて、わたなべ拓(ヒロシ)師のご講話をいただきました。
 師は、ホームページの冒頭に柳田國男の文章を掲げています、

国家は現在生活している国民だけで構成されるものとは言えない。
 亡くなった我々の祖先もいまなお国民なのだ。
 だから、祖先の希望も考慮に入れなければならない。
 また、国家は永遠のものなのだから、将来生まれてくるであろう我々の子孫も国民である。
 ゆえに子孫の利益も保護してやらなければならない。」
わたなべ拓現代語訳)『農業政策学』明治35(1902)年、柳田國男


 今ここに肉体がある自分の思うがままにやろうとするのではなく、過去から未来への通過点に立つ私たちへいのちと心をバトンタッチしてくださった祖霊の思いを忖度しながら、子々孫々のため、この時代に生を承けた自分がなすべきことを行うという思想です。
 祖霊、国家、国土への感謝、報恩が土台にあればこそ、個人も国家社会も、まっとうな方向を目指せるというのです。

 師は、林子平(ハヤシシヘイ)、横尾東作(ヨコオトウサク)、岩崎卓爾(イワサキタクジ)の三人について、感涙を落としつつ熱弁をふるわれました。
 先人のいのちを懸けた工夫と精進があったればこそ、今の日本国があり、日本文化があり、私たちの暮らしというスタイルが保持、形成されています。
 師は指摘します。

「歴史の積み重ねがあって今があります。
 私達の郷土が輩出した偉人が、当時どの様な思いで生きてこられたのか。
 今を生きる私達に何を託したかったのか。
 史実に基づいてそれらを理解し、偉人の遺志を正しく受け取る努力をしたいと思っています。」


 そして、「どの様な思いで生きてこられたのか」だけでなく、「どの様な思いで亡くなられたのか」をもまた真摯に探求し、沖縄県やパラオ諸島において戦没者の慰霊・遺骨収容活動をボランティアの形で9年間も続けてきました。
 小生もまた、昨年の2月20日から21日にかけて、師の導きのもと、沖縄へでかけ、慰霊の修法とご遺骨の収容を行いました。
 カンテラにヘルメットという出で立ちの師を先頭に、すぐ崩れ落ちてもおかしくない洞窟を奧へ奧へと進みました。
 人々が日常生活を送っている場所の間近にあるあの洞窟はもう、入られないかも知れません。
 それ以来、当山では、持ち帰った一発の弾丸を前に、不戦の誓いと祈りを続けています。

 祖霊から受け継いだ日本国を確かな形で子孫へ引き継ぐため、インテリジェンス(情報、諜報)のプロとして文字どおりすべてをかけている思想家であり活動家である師のご活躍を祈っています。




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。



「のうまく さんまんだ ぼだなん あびらうんけん」※今日の守本尊大日如来様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=LEz1cSpCaXA





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