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2015
08.27

【現代の偉人伝】第210話 ―列車内テロを防いだ3人のアメリカ人

201508270002.jpg
〈右手前がスペンサー・ストーン氏。中央がアイユーブ・ハッザーニ容疑者〉

 8月21日、パリ発アムステルダム行きの交際高速列車内で、自動小銃カラシニコフなどで武装したモロッコ人のアイユーブ・ハッザーニ容疑者(26)が発砲した。
 列車には、映画「ベティ・ブルー」などで知られるフランス人男優、ジャン・ユーグ・アングラート氏を含む554人の乗客がおり、大惨事になりかねなかった。
 車掌が武装して手洗いから出て来た男を取り押さえようとして失敗したが、乗り合わせていた米空軍1等空士のスペンサー・ストーン氏(23才)、オレゴン州兵のアレック・スカーラトス氏(22才)、大学生のアンソニー・サドラー氏(23才)などが加勢してテロを未然に防止した。
 以下は、ウォール・ストリート・ジャーナルの記事である。

 男性らの家族は22日、テロ攻撃による大惨事を回避できたことと、3人の友人同士が九死に一生を得たことを嬉しく思うと話した。

 バプテスト教会の牧師であるサドラーさんの父親は「天のはからいだったと信じている。そこに彼らが居合わせ、事態が収まったことに感謝する」と語った。

 家族の話によると、男性3人はポルトガルのアゾレス諸島にある米空軍基地に配属されているストーンさんの休暇に合わせてオランダで合流し、アムステルダム発パリ行きの高速列車に乗車した。

 ストーンさんの母親によると、ストーンさんは列車の中で眠っていたが、車両のガラスが割れる音で目を覚ました。

 サドラーさんの父親によると、サドラーさんは父親にこう話した。
 車掌が車内後方へ走っていき、自動小銃カラシニコフで武装した男が手洗いから出てきたところを取り押さえようとしたが失敗した。そこで3人が加勢した、と。
 ストーンさんとスカーラトスさんは銃を持った男に飛びかかり、サドラーさんもそれに続いたという。
 男がカッターナイフでストーンさんに切りつけようとした時、スカーラトスさんが自動小銃を取り上げ、男が発砲するのを防いだ。

 ストーンさんの母親によると、男はストーンさんの背中を「複数回切りつけ」、片方の手の腱(けん)と神経が切断された。
 母親はストーンさんから聞いた話として、男はもみあいの最中に拳銃を取り出してストーンさんの頭に突きつけ、2回引き金を引いたが「発砲しなかった」と語った。

 当局によると、3人は他の乗客数人の加勢も得て、最終的に男を取り押さえた。
 ストーンさんのけがは生死にかかわるようなものではない。
 母親は22日、「今日(ストーンさんは)手術を受けた。手は完全に使えるようになる(と言われた)」と話した。
 3人が乗っていた列車は事件発生後、ベルギーとの国境に近いフランスのアラスで停車した。

 スカーラトスさんの父親によると、スカーラトスさんは事件の約2時間後にオレゴン州の自宅に電話をかけ、「お父さん、列車の中でテロリストをやっつけた」と話したという。
 父親は「(スカーラトスさんが)アムステルダムからパリに向かっていたことさえ知らなかった」と言う。
 スカーラトスさんも列車の中で眠っていたが、「発砲とガラスの割れる音」で目が覚めたと父親に話した。
 スカーラトスさんが男の銃の「弾倉が抜けたか、詰まったような音を聞き、その時、『よし、スペンサー、行こう』と言った」。

 父親によると、空軍兵のストーンさんが「男に飛びかかり、床に押し倒した」。
 そして自動小銃を取り上げ、その後に拳銃も奪ったという。

 ストーンさんの母親によると、カリフォルニア州サクラメント近くのカーマイケルで育ったストーンさんとスカーラトスさんは隣同士で、よく一緒にペイントボールや軍隊ゲームで遊んでいたという。
 またサドラーさんは、父親によると隣町のランチョコルドバで育ち、現在は近くの州立大学でスポーツ医学を専攻する4年生だという。
 3人とも同州フェアオークスにあるフリーダム・クリスチャン・スクールに通った。

 フランス当局者は22日、ストーンさんはすでに病院を後にし、同日遅くにパリに向かって出発したと話した。


 ハッザーニ容疑者は補充用の弾倉に270発の銃弾を持っていたほか、ガソリンや爆発物も用意していた。
 犯行前にイスラム過激派指導者が「武器を取り預言者のために戦え」と呼びかける動画を携帯電話で見ていたといい、計画的なテロ事件だった。
 ハートリー駐フランス米国大使は「彼らは真の英雄だ」と讃えた。
 フランスのオランド大統領は24日、3人と他の英国人男性1人の4人を大統領府へ招き、最高勲章のレジオン・ドヌールを授与し、「いのちがけで戦ってくれなければ、殺戮が起きていただろう」と謝意を述べた。

 アレック・スカーラトス氏が『よし、スペンサー、行こう』と声をかけたあたりは、9・11テロを描いた『9・11生死を分けた102分』にある以下のシーンを思い出させる。

 ビジネススーツに身を包んでいた会計士ディヴィッド・カーンズ氏は、現場へ向かう。

「事件のことを知った彼は、車でロングアイランドへ走り、海兵隊の装備をしまってある貸ロッカーへ行った。
 海兵隊勤務は数ヶ月前に終了していたが、彼の制服のズボンとジャケットはきちんとプレスしてあった。
 すばやく制服を身につけると、理髪店まで車で行って、髪をぎりぎりまで刈りこんだ。
 次に教会に寄り、牧師に頼んで祈りを捧げてもらった。
 そして新車のコンヴァーティブルの屋根をおろして、ロウワーマンハッタンを目指した」

「現場に着いてみると救助隊員たちは茫然自失の状態で意気阻喪し、組織だった捜索はまったく行なわれていなかった。
 カーンズは同じ海兵隊の男をみつけた。
 トマスという軍曹で、ファーストネームはわからない。
『行こう、軍曹』カーンズは言った。
『ひとまわりしてみよう』
 周囲にはひとりも人がいなかった。」



 ディヴィッド・カーンズ氏も、米兵らも、決断し、毅然と行動する真の勇者たちである。
 忘れられない。




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。



「おん あみりたていせい から うん」※今日の守本尊阿弥陀如来様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=4OCvhacDR7Y





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