--
--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2015
11.17

Q&A(その14) ─死んだ人はいなくなるか?―

 お子さんから、こういう質問を受けた時にどう答えればよいか?

「人は死ねばいなくなるのに、なぜ、拝むの?」

 まず、死んだ人が無になりはしないことを伝えたい。
 この世に残り、故人を忘れる人がの通路を失った時、故人は無にされる。
 ご縁の方々からお聴かせいただいた話をお伝えした。

 郷里から遠く離れて暮らすAさんは、子供の頃、仲がよかった兄とほとんど会えぬまま年をとり、突然の死にも立ち会えなかった。
 葬儀を終えて事務所に戻ったAさんは、夜半、仕事をしていたら、締め切った事務所に一陣の風が吹いた。
 どこか、からかうような気配があり、心で呟いた。
 〝兄貴、あまりからかうなよ〟
 申しあげた。
「そのうちにまた、別な風が吹くかも知れませんね。
 小生の場合は、亡くなった仲間が額に入った顔写真のような感じで浮かび、おいおい、びっくりさせるなよ、と声をかけてしまったりします」

 母親と二人で暮らしていたBさんは、母親の葬儀を終えて、久々に自宅でゆっくり夜を迎えた。
 二階で寝ていたら、階下で足音がする。
 泥棒かと思って恐る恐る下りてみたら、台所のガスコンロが空の鍋を熱していた。
 目頭が熱くなった。
 〝母ちゃん、ありがとう〟
 申しあげた。
「本当にありがたいですね。
 合掌し、仏性(ブッショウ)という心の音叉をきれいに磨いていれば、また、あらがたいシグナルが届くのではないでしょうか」

 本が好きな父親を送ったCさんは、書斎をしばらく、そのままにしておいてやった。
 満月が昇り始めた夕刻、書斎に誰かが入って行く気配がしたので、居間のソファーから立ち上がった。
 座卓に添えられた座布団の真ん中に、人が座ったばかりのようなくぼみがあった。
 Cさんは言う。
「父が遺した本を少しづつ読んでみようと思います。
 親不孝だった自分にできるせめてもの供養です」
 申しあげた。
読書は別世界に連れて行ってくれます。
 Cさんは、お父さんが観たり憧れたりした世界もかいま見ることができるでしょう。
 すばらしい贈りものをもらいましたね」

 合掌したり、真言を唱えたり、お経を読んだり、写経したりしての通路を浄め、心の音叉を磨いておけば、はいつまでも通じ合うと教えておきたい。
 そして、親や家族が体験したり、見聞きしたりした真実のできごとを話して聞かせれば、きっとお子さんの感受性は反応してくれることだろう。
 モノを見る目と網膜の反応で動く心だけでなく、心の眼をも育てていただきたいと切に願う。 




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。



「のうまく さんまんだ ばざらだん かん」※今日の守本尊不動明王様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=EOk4OlhTq_M





[投票のご協力をお願いします。合掌

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へにほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 真言宗へ
にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 悩み・苦しみ・迷いへにほんブログ村



blogram投票ボタン

スポンサーサイト

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。