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2015
12.07

Q&Aその17 ─母親の貯金箱から勝手にお金を使ってしまった娘へのしつけは?─

2015120600022.jpg
〈護摩の炎に顕れた龍神様〉

 ある時、さんを育てているシングルマザーAさんから人生相談がありました。

「小学生のが私の貯金箱から一万円札を盗って友だちと使ってしまいました。
 初めてのできごとで、私も混乱し、酷く叱りつけました。
 そして当分、お小遣いをやらないことにしましたが、あまりの落ち込みように心配しています。
 そうかといって、ここで甘やかしてしまえば、父親がいないから厳しさが足りなかったということになるようで、どうすればよいかわかりません」

 さんの性格やこれまでの生活ぶりなどにしばらく耳を傾けた後で、こんなお話をしました。

さんの気持はわかります。
 いわゆる〈ぐれた〉状態ではなく、お母さんとの心理的距離が近いので、お金を含む持ちものについて自他の区別が甘いのでしょう。
 そうした例はいくつもあります。
 盗んだからといって、外で万引きをしたのとはまったく違います。
 恐らくお友達と一緒にどうしてもやりたいことがあったのでしょう。
 また、「ばれたら謝ってそのうちに返せばよい」という生来の甘さもあるのでしょう。
 しかし、〈そのうち〉はなかなか来ないものです。
 ところで、何か最近、特段のできごとはありませんでしたか?
 母親として、さんにこれまでと違ったふれ合いをしたり、女性としてこれまでと違った面を見せたりはしませんでしたか?
 たとえ小さな変化でも、母親と密着して生きているさんにとっては大きく、なかなか消化できないことだったのかも知れません。

 さて、貴女が娘さんをはっきりと叱ったのは当然です。
 しかし、叱ったことが本当に意味を持つためには、許しも必要です。
 恩赦、特赦という言葉があります。
 仕事がうまくいったとか、宝くじに当たったとか、娘さんのテストの成績がよかったとか、何かをきっかけにして、その 「」を家族で分かち合うという形はどうでしょう。
 母娘が一緒に喜び、それと共に罪一等を減じてあげるのです。
 そうすれば、娘さんにとって今回のできごとは、母親への反発や怨みを抱くきっかけにならず、いつか大きな感謝を伴ってよみがえる貴重な記憶となることでしょう。

 そして、どうせ許すなら、怨みや怒りや恐れなどが固まらぬうち、早い方がいいですよ。
 娘さんは、善悪がわからないのではなく、善悪はわかった上で、やむにやまれない心理的要求によって行ったのでです。
 ここで大事なのは、痛い目に遭わせて正邪善悪を教え込むことよりもむしろ、動揺し、あるいは凝ってしまった心理を解きほぐし、本人が〈知っている〉善悪にすなおな気持で従えるよう導くことではないでしょうか。
 しばらく罰を与え続け、時間をかけて思い知らせようとすることはほとんど無意味です。
 優秀な娘さんはもうとっくに、知っているのです。
 心理的状況がどうにもならぬところへ行く前に手を打ってください。
 そうすれば娘さんの心に本当の懺悔や感謝が生まれ、母娘で涙ながらに手を取り合うような気持になれるかも知れません。
 哀しいできごとを、感激のできごとに転化できるのです。
 どうぞ遅くならないうちに、間合いをはかり、ここぞというタイミングでサプライズのビッグプレゼントを与えてください。
 もうすぐ、クリスマスではありませんか」

※これは、ご本人のプライバシーのため、状況も内容も事実とは異なる〈物語〉となっています。




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。




「おん さんまや さとばん」※今日の守本尊普賢菩薩様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=rWEjdVZChl0





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