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2016
03.18

イラク戦争と靖国神社への祈り(その23) ─永代供養の共同墓─

2016-03-18-0001.jpg
〈車窓越しに撮った頼もしく走る仙石線。津波に襲われたこのあたりは瓦礫に覆われ、復旧のイメージなど到底、持てなかった。〉

 平成16年1月、自衛隊のイラク派兵に鑑み、仏神と祖霊のご加護で自衛隊員の無事帰還をはかるべく、靖国神社へ向かって托鉢行を始めた。
 世界の情勢が急変を見せ始めた今、そのおりの記録を加筆訂正しながら再掲しておきたい。
 不戦日本の願いを込めて。

 人生相談やご祈祷など、次々と法務が重なってなかなかでかけられない。
 しかし、新しいご縁が多く、学ばせていただき、目を見開かせていただく毎日である。

共同墓法楽の礎』(平成16年3月2日)

 石材業者のAさんが言う。
 
「『法楽の礎』のような合祀墓は、あっちでもこっちでも企画するようですが、うまく行った話を聞いたことがありません。
 よくここまで来られましたね」

 当山が『法楽の礎』を造った理由はただ一つ、托鉢の途中、お尋ねする家々でこうお聴きしたからである。

「お墓を子供へ託すのが心配です。
 永代供養を受けられる共同墓があれば安心なのですがねえ」

 ならば、自分でやるしかない。
 しかし、当時の当山は、広大な林をご寄進いただいたものの、資金はなかった。
 ご縁の方々と共に樹木を伐り、草を刈り、重機で地ならしをしつつ、何としても十三仏様をお祀りする共同墓を造らねばと決心し、日々、祈った。
 設計図は小生の脳内に確立していても、形にするすべがなく切歯扼腕である。
 そんなある日、関東在住の中国人石材貿易業者Bさんと意気投合した。
 彼は図面を起こして石材を送ってくださり、それに基づいて仙台市の石材工事業者Cさんが組み立ててくださった。
 躯体の鉄筋コンクリート部分は地元の建設会社さんにお願いしたが、BさんとCさんは長期の分割払いに応じてくださった。

 宗教活動は非営利事業であり、投資効率や損益分岐点などという発想とは無縁。
 求められている救いを実現するため、ただただ、体力と智力の限りを尽くして取り組むのみである。
 そうした行者の生き方が、み仏のお目にかなえば希望は実現し、かなわなければなかなか実現しないだけのこと。
「結果はみ仏へお任せする」
 宗教行為はシンプルだ。
 損得でやる宗教行為はそもそも真の宗教行為ではなく、よしんば利益を得たとしても、それはみ仏のお手からいただいたものではないので、娑婆の原理でやがて失うか、もしくは誤った用い方で宗教者を堕落させることだろう。
 真のご利益(リヤク)は宗教者の懐を潤すものではない。
 ご利益にあずかるのは救いを求めるご縁の方々であり、役立てば行者も生きられる。

 これからも、我が寺のためではなく、もちろん自分のためなどでもなく、当山を必要とする方々のためにできるかぎりの務めを果たし続けようと思う。
 そうしていれば、結果として最高のタイミングで靖国神社へ到着し、大いなるご加護をいただけるに違いない。
 もちろん、それに浴するのは、信心深いご縁の方々であり、未来を創る子供たちであり、国を護る自衛隊員であり、すべての国民である。

(この稿を書いてから12年、今は各地で共同墓が造られるようになった。時代の転変は早い)




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。



「おん あみりたていせい から うん」※今日の守本尊阿弥陀如来様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=4OCvhacDR7Y





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