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2016
03.29

Q&A(その22)お戒名はどうやって決まるか? ─テレビでは語られない〈宗教行為〉─

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 帰山したところ、たまたま「ぶっちゃけ寺」なるテレビ番組が目に入った。
 ある住職はお戒名を二つ作り、ご尊家様に気に入った方を選んでもらったり、二つから気に入った文字をご尊家様と一緒に組み合わせて完成させたりするという。
 司会者やコメンテーターのペースで、おもしろおかしく語られているのは〈経済行為〉でしかなく、死の絶対性に正面から向き合う〈宗教行為〉は語られていないと思われた。

 当山のやり方をもう一度、書いておきたい。
 当山では、故人の誕生日や命日などの情報を頭へインプットし、ご本尊様と一体になった状態で、ご本尊様から降りてきた文字を並べる。
 こうする理由は、一介の行者が、あの世という親元へ旅立つ〈みの子〉である御霊を特定するためのお戒名を求める場合、こうするしかないからである。

 この世へ生まれた私たちは、この世の親が〝──幸せな人生を歩めるように……〟と懸命に考え尽くした果てに現れた名前を授かって一生を過ごす。
 真であれ、華であれ、一生、自分の名前によって少なからぬ影響を受ける。
 だから名前は必ず、イメージのよい文字で構成される。

 親から授かった肉体の耐用年数が過ぎれば、今度は、の故郷であるあの世へ還って行く。
 肉体を離れ、霊性だけになった存在へ、今度はあの世の親であるみが名前を授けてくださる。
 それが、〝安心して欲しい〟〝迷わないで欲しい〟など、ご尊家様の希望に叶ったものであるよう、行者は至心に祈り、みからの応答を感得する。

 これが〈宗教行為〉というものであり、小生のような未熟者にとっては、こうするしかお戒名をお渡しする方法はない。
 ちなみに、お身内のお戒名をお送りしたAさんからいただいたお返事である。
「一文字一文字にとても感動し前向きに頑張りたいと思います」(Aさん、ありがとうございました。小生も頑張る力をいただきました)

 一文字一文字は、みの世界に連なっている。
 それを感じる時、私たちの心も、いのちも、清められ、本来の力を取り戻す。
 これが宗教の世界であり、お戒名をいただくという〈宗教行為〉の真実である。(宗教行為に値段のつけようがなく、まごころからのお布施によるしかない理由がいくらかはおわかりいただけただろうか……)




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。



「おん あみりたていせい から うん」※今日の守本尊阿弥陀如来様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=4OCvhacDR7Y





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