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2016
04.26

僧侶の数

2016-04-27-0001.jpg

 ある時、ご葬儀の申込みを受けた。
 若い頃から地域のリーダーだった方が大往生され、ご葬儀にはそれなりの人数が集まると予想されるらしい。
 喪主様へお尋ねした。
「通常は小生一人で引導を渡していますが、僧侶の頭数が必要ですか?」

 当然のことながら、行者は一人で必要な法を結ぶ。
 これまで、数百人規模のご葬儀でも一人で淡々と引導を渡し、法話を行ってきた。
 誰かの手を借りねばできないとか、何かが足りなくて法を結べない、などという言いわけは、通用しない。
 お釈迦様もお大師様も一人で歩き、説法し、修法をされた。
 しかし、娑婆の方々には立場もおありになるので、レアケースではあるが、念のためにご意向を伺ったのだ。

 喪主様は笑顔を交えながらきっぱりと言われた。
「私たちは、住職を頼りにして、お願いに来ているのです。
 大切な家族を送るのに、周囲の目や口を相手にしてはいられません。
 どうぞ、信念のままに送ってやってください。」
 ご一族は真言宗ではない。
 それでもなお当山を選ばれたので、諸々のご事情もあろうかと思って質問したのだが、ご尊家様は堂々としておられた。

「了解しました。
 ご信頼に感謝します。
 きっちりとお渡しします。」

 おしどり夫婦だった妻の名前だった花が咲く頃、後を追うように、夫もスッと旅立たれた。
 鴨居(カモイ)には手書きの慈顔が二つ並んだ。




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。




「おん あらはしゃのう」
※今日の守本尊文殊菩薩様の真言です。どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=WCO8x2q3oeM





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