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2016
04.28

ペーソスと川柳 ─『ババァ川柳 女の花道編』─

2016-04-28-0001.jpg

 妙齢の美女に優しく言われる。
「上半身裸になって、ベッドでお待ちくださいね。」
 やがて、やってきて照明を落とす。
「明かりを暗くしますね。」
 ふんわりと横に座る。
「背中が私にくっ着くようにしてください。」

 別に悪いことをしようとしているわけではない。
 楽しいことをしようとしているわけでもない。
 病院でエコーとか言う検査を受けようとしているのだ。

 〝ああ、ここなのか〟と思った。
 川柳はここから生まれるのではないか……。

 自分の中に燃え続けているいのちの炎。
 それが揺らめく場面。
 二つは揃っていても、人生の段階が違えば形も意味も違い、ズレは笑いが伴うペーソスを生む。
 笑いは大きかったり、小さかったり、句により、詠む人により、また読む人によって振幅が大きい。

 4月30日、「みやぎシルバーネット」さんのシルバー川柳ババァ川柳 女の花道編』が発行された。

「茶柱は 立てど幸せ 待ちぼうけ」(坂本文美子 90才)


 流行歌の歌詞に出てきそうな句だが、すんなりと詠まれてみると、やはり自然に胸へ響いてくるものがある。
 できごとを少々、そちら側に置いている余裕は達観というものか。

「広くなる 毎年同じ 庭なのに」(小北道子 79才)


 この気づきは鮮烈だ。
 愕然とした瞬間、そして、続く沈黙がありありと伝わってくる。

 歌人の鳥居氏は言った。

「生きづらかったら短歌を詠もう」


 ならば、こう言えようか。
 哀しかったら川柳で笑い飛ばそう。
 『ババァ川柳 女の花道編』には救いがあると思う。




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。




「おん さんまや さとばん」※今日の守本尊普賢菩薩様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=rWEjdVZChl0





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