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2016
09.21

【現代の偉人伝第234話】 ─子供たちを発達障害から救い出す青木彰氏─

2016-09-21-0001.jpg
〈「ぐっぷの会」様よりお借りして加工しました〉

 ある時、ご縁があって特定非営利活動法人「みんなの教室」を主宰する青木彰氏と対話した。
 教師として勤め上げた氏は、宮城県大崎市田尻において法人を設立し、LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)、広汎性発達障害など、軽度の発達障害を持った子供たちを支援してきた。
 悲哀の湖から発する霊光のような色合いをたたえた氏の視線は、たとえようもなく勁(ツヨ)い。
 どんな暴風にも消えない灯火のようだ。

 人生相談やご加持(カジ)で、そうしたお子さんや親御さんと接してきた小生は、率直にお訊ねした。
「皆さんの状態が改善されて行くためのポイントはどこにありますか?」
 間髪を入れず、答が返ってきた。
「個別指導です」
 小中高といった伸び盛りの子供たちのうち、6・8パーセントに障害がある。
 40人の教室なら2人以上のお子さんが支援を必要としているが、教師の数にも能力にも限りがあり、学校での個別指導は望むべくもない。
 そこで、退職後に自ら救いの手を差し伸べ始めたという。

「お釈迦様の対機説法(タイキセッポウ)ですね」
 この言葉にも、すぐ、答があった。
シュリハンドクは、十六ラカンの中で、最も多くのお弟子さんがいました。
 彼は発達障害でした」

 学ぶ意思はありながらも、お釈迦様の教えを頭に入れられず、苦しんでいたシュリハンドクへ、お釈迦様は「塵を払わん、垢を除かん」と口ずさみながら掃除をせよと指導した。
 彼はやがて天眼通(テンゲンツウ)という一切衆生(シュジョウ)の過去世を知り尽くす眼力がそなわり、悟った。
 青木氏の目には、子供たち1人1人が障害を抱えるに至った原因も、生きている環境も明らかに見えるのだろう。
 そして、個別の原因と環境がわかれば、それに応じた個別の対処法もわかるのだろう。
 つまり、真の救いは個別にしかもたらされないのだ。

 問題は一般的でも、問題は個々人に千差万別の色合いで現れる。
 一般的対処法だけでは、問題の根を抜くところまでは行けない。
 ある施設で耳にしたお年寄りの言葉である。
「職員さんは、決しておざなりな仕事をしているわけではないが、私の病状や身体の状態をすっかりわかってくれている人はいない。
 だから何でも、通り一遍でしかない。
 病院に連れて行ってもらって、私の身体をわかっている先生に会うのが一番の安心だ」
 それはそうだろうと思いつつ、この世の〈可能〉と〈不可能〉について考えさせられた。

 青木彰氏は、はっきりと旗を掲げておられる。
みんなの教室は、完全な個別指導の形態をとっています。
 教師と生徒がマンツーマンで、子供に合った個人別のカリキュラムを実践し、自分は自分のままでいいと知ってほしいからです。」
 自分の身体を張って、誰かの花を1輪づつ確実に咲かせている。
 生き仏と言えるのではなかろうか。




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。



「おん さん ざん ざん さく そわか」※今日の守本尊勢至菩薩様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。

https://www.youtube.com/watch?v=qp8h46u4Ja8





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