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2016
09.30

栗原市一迫で祈ること

2016-09-30-0001.jpg
〈「星と写真の部屋」様よりお借りして加工しました〉

 いよいよ栗原市での活動を始めます。

 栗原市伊豆沼へ飛来するマガンなどを保護し続ける「日本雁を保護する会」の呉地正行会長にはかつて、当山の寺子屋にてご講演をいただき、会長は、大自然を家とする生きものたちへの畏敬を教えてくださった。
 そして、マンダラのような多様性と互いの関連性が生きものたちを生かしており、それらを破壊し、種の絶滅さえもらたしつつある私たちの愚かさも語られた。
 40年以上の活動が実を結び、渡り鳥たちは順調に飛来するようになり、ラムサール条約湿地に登録された蕪栗沼・周辺水田では「ふゆみずたんぼ」が広がりつつある。

 福島原発の事故により放射性物質が降りそそぎ、農林業がダメージを受け、しかも放射性物質の最終処分場候補とされた栗原市
 事故現場から遠く離れた地域なのにキノコが出荷できず、牧草も使えない人々は天を仰いでおられた。
 岩手・宮城内陸地震で土砂に呑み込まれた旅館「駒の湯温泉」跡で、いったん打ち切られた行方不明者の捜索が再開され、災害から一年以上経って二人とも発見された栗原市
 お身内の方は「早く土から出してあげて空気を吸わせたいと思っていた」と語られたのだった。

 故菅原文太は、太平洋戦争の際、東京から疎開した築館中学校に通い、田舎での体験はやがて民間非営利団体「ふるさと回帰支援センター」の名誉顧問就任、国民運動グループ「いのちの党」結成へなどへつながった。
 衆議院議員武藤貴也氏が会食の席上、法律を変え自衛隊を出動させてでも中国船舶を追い払い日本の名誉を守れと主張した時、一喝した。
「君が行くのか。そこで一発でも銃弾が飛んだら戦争に発展し自衛官の命が失われる。それでもいいのか?名誉など後でいくらでも取り返せるが人命はそうは行かない。君は何も分かっていないんだ。帰れ」

 ご縁をいただいた栗原市一迫真坂は、典型的なシャッター街です。
 日中、歩いている人はあまり見かけません。
 人の出入りが多いのは地域のほぼ中央にある銀行と、「しんこもち」屋さんくらいなものです。
 たった一軒のお寿司屋さんも、つい最近、店じまいをされました。
 こうした地域に仏神のご加護をいただき、ご縁を求める方々のためになれるよう、地道に祈り始めます。
 スケジュールの関係上、第一日曜日の夕刻となってしまいますが、祈りに参加されたい方、関心がおありの方、ご相談ごとがおありの方はどうぞお気軽におでかけください。

・日時:10月2日(日)午後5時より
・場所:栗原市一迫真坂本町一番地
・問い合わせ:022(346)2106

 最後に、平成25年10月12日、呉地正行会長をお招きして行ったシンポジウムにおいて、「生きものの賑わいは、なぜ必要か」というテーマにおいて会長が引用された『酋長シアトルからのメッセージ』を再掲しておきます。

「亡き祖母の声は、こう語った
 おまえが教わってきたことを、おまえの子らに教えなさい。
 大地はわたしたちの母であることを。
 大地にふりかかることはみな、大地の息子とむすめにも、ふりかかるのだということを。」
 
「建てることや所有することへのきりのない欲求のために、
 私たちは、かえって、持っているもののすべてを失いかねない。」

 万葉集においてホトトギスの次に多く題材とされたガンを呼び戻すことが、失われつつある生態系の回復につながると考え、東北大学を去ってまで活動家になられた会長の志が伝わってくる引用ではありませんか。
 守るべきものを守りたいものです。




 原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
 般若心経の音声はこちらからどうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
 お聴きいただくには 音楽再生ソフトが必要です。お持ちでない方は無料でWindows Media Player がダウンロードできます。こちらからどうぞ。




「おん あらはしゃのう」
※今日の守本尊文殊菩薩様の真言です。どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=WCO8x2q3oeM





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