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2007
02.18

【現代の偉人伝第三十四話】 ─不死鳥 渡辺謙─

現代の偉人伝~隣にいる英雄たち~とは

アレキサンダー大王、ジンギスカン、ナポレオン、織田信長・・・戦争が生んだ、偉人とされる人々・・・。それよりも、自らを他人のために投げ打って、人や命を助けた人々の生き様こそ、学ぶべきなのではないでしょうか? あなたの身近にいる偉人を紹介してください!当山では、身近な人々の善行に関する情報を集めています。

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 2月13日、東京・内幸町のイイノホールで「第49回ブルーリボン賞」の授賞式が行われた。
 注目の主演男優賞は、『明日の記憶』で若年性アルツハイマー病と闘う姿を熱演した渡辺謙(47歳)だった。

 また、2月16日、東京・港区の新高輪プリンスホテルで「第30回日本アカデミー賞」の授賞式が行われ、同じく渡辺謙が最優秀主演男優賞に輝いた。
 記念スピーチで、彼は男泣きに泣いた。
 彼は、平成元年、急性白血病に犯され、念願の初主演作『天と地と』を降板せざるを得なかった。
 闘病生活中、なぜか「この賞をとってスピーチをする」との思いが高まり、何度そのシーンをイメージしたかわからないほどだったという。
 みごとに復活を遂げ、18年越の初主演作によって夢の檜舞台に立った彼は、涙と共に感謝の言葉を重ねた。
 司会をしていた吉永小百合も「謙さんが受賞されて本当にうれしい」と言ったきり言葉につまり、泣きに泣いた。
 演ずることの難しさ、怖さ、厳しさ、そして、身体を道具とする演技者にとって難病の克服がいかに困難であるかを知っている人たちは、心から祝福したことだろう。

 成就する可能性の計算などとまったく無縁に胸の底に住み着く想念というものは、確かにある。
 私が『み仏は あなたのそばに』へ記した「文武両道の塾をつくろう」もそうである。
 失意にうちひしがれながら帰仙する車中、自然に口から漏れた一言が、数十年の時を経て穏形流居合の道場となって結実した。
 それは、寺子屋としてさらに広がりを持とうとしている。

 言葉は不思議である。
 心によって紡ぎ出されるものでありながら、心と運命を創る力を持つ場合もある。
 渡辺謙の夢見たスピーチは、実際に涙まじりに重ねた言葉と同じものだったのだろうか。



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