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2007
04.10

日本の歌 ―お正月―

20 お正月

   作詞:東 くめ 作曲:滝 廉太郎 『幼稚園唱歌』明治33年発表
 



1 もういくつねるとお正月 お正月には凧(タコ)あげて

  こまをまわして遊びましょう はやく来い来い お正月



2 もういくつねるとお正月 お正月にはまりついて

  おいばねついて遊びましょう はやく来い来い お正月



 お正月にこの歌を唄ったというよりも、この歌がお正月を連れてくるといった感があるほど、団塊の世代にとっては身近な歌でした。

 凧、独楽、鞠、追い羽根なども欠かせぬものでした。凧は父に作り方を教えてもらって準備し、独楽は、戦争で足が不自由になった同級生K君のお父さんが作ってくれました。

 長屋の一番入り口側に住んでいたK君一家は、お父さんが傘を張り、ロクロを回してこけしを作り、お母さんはもんぺに手ぬぐいを姉さんかぶりにしてお父さんを手伝い、朝から晩まではたらいていました。



 私たちは、自分の心で環境世界から選び出したものを見、聞いて自分の住む世界を創っています。

 大人にとってお正月の主役は神棚であり、お屠蘇やおせち料理であっても、子供にとっての主役は何と言ってもオモチャであり、それを使って遊ぶ友だちです。

 今も、この歌は、こうしたオモチャたちと共に子供たちへお正月を連れて来ているのでしょうか。



 23歳で早逝した滝廉太郎最期の年の作品です。彼を導いた情緒は、幼き日のお正月体験を出発点にし、この歌に帰結したのではないでしょうか。



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